死闘セ・パ6球団「優勝のカギとアキレス腱」

歴史的大混戦を抜け出すのは、どのチームだ?
番記者たちが報じないマル秘エピソード&舞台ウラを全部書く!

FORZA STYLE

「真弓は欲も害もない男。派閥を作ったりはしないけど、自分の色を出すこともない。唯一、動いたのは久保田智之の先発転向ぐらいでしょうか。大失敗しましたけど(笑)。次期監督に"大物SD"が控えているということも選手たちは分かっているから、真弓にアピールしようともしない。勝手にやっていますよ。

 "大物SD"にしても北京五輪でヘタ打ったり、手土産に連れてこようとしていた松井秀喜が生涯メジャー宣言したりと思うようにいっていませんが」(タイガースOB)

 指揮官に求心力がなくとも、打線の中心はマートン(28)&ブラゼル(30)の舶来砲と新井貴浩(33)、金本、城島といった百戦錬磨の移籍組。ノー問題なのである。

シーズン終盤に光る45歳のベテラン山本昌の好投。今季からスライダーの軌道を変えるなど、まだ進化中だ

「問題は投手陣。高卒ルーキーの秋山拓巳が救世主になるくらい、先発陣はガタガタ。何より、"守護神"球児と監督の関係がいま一つなんです。

 イニングをまたいでの登板も多く、疲労蓄積は誰の目にも明らか。なのに、監督はほとんどコミュニケーションをとろうとしない。他の投手も監督に不信感を抱いているようです」(一軍スタッフ)

 巨人と五十歩百歩の投壊ぶり。記録ずくめの新猛虎打線でカバーできるか?

"脱オレ流"のススメ

 対照的に落合博満監督(56)のリーダーシップが強力すぎる中日は終盤に来ての、怒濤の6連勝で首位に肉薄!

「12球団ナンバーワン(チーム防御率3.37)の投手力もそうですが、ポイントは"レジスタンス"の活躍ですよ。例えば大事な巨人戦(9月4日)で最年長完封記録を作った山本昌&小田幸平バッテリー。星野仙一派ということもあってか、山本はなかなか先発の機会が与えられません。監督は山本の200勝記念パーティーにすら顔を出さない冷遇ぶり。

 マウンド上の彼にはナニクソという気合が感じられます。一方の小田はヒーローインタビューで『やりましたぁ』と叫ぶパフォーマンスが人気でしたが、ある日ついに『いらぬ敵を作るな』と監督にクギを刺された。それでも彼はやり続けた。この根性が好リードを生むんです」(ドラ番記者)

 そして、さらなる猛者がオレ竜に反逆しているのだという。

この"オレ流"指揮官(右から2番目)との距離感が主砲・和田一浩外野手(左端)の大活躍の源である