死闘セ・パ6球団「優勝のカギとアキレス腱」

歴史的大混戦を抜け出すのは、どのチームだ?
番記者たちが報じないマル秘エピソード&舞台ウラを全部書く!

FORZA STYLE

 昨季、28勝を稼いだグライシンガー(35)とゴンザレス(31)がまったく働いていないのも若大将の計算ミスだろう。

「昨季の活躍で調子づいたゴンちゃんはオフのコンディション調整に失敗。体重が増加し、去年のユニホームが着れなくなってしまったほど。ボールにキレがなくなってしまった。奥さんから『痩せなさい』とカミナリを落とされ、『レタス一枚しか食べさせてくれない』とストレスを溜めていたよ(笑)。

 グラは初めからまったく働く気ナシ。オフに手術した右ヒジの『リハビリイヤー』と決め込んでいたようだね。来季の契約は巨人に選択権があるから、このままだと退団濃厚だけど、グラをほしがっている球団があるから、本人はへっちゃら」(別の球団関係者)

 しかし、そこは懐の深さには定評のある若大将。腹を立てるでもなく、こんなエール(?)を送ったという。

「ゴンちゃんなんて可愛らしいネーミングはふさわしくない。ゴン太で十分だよ。あのゴン太くんじゃないぞ! しかし、今日のゴン太には攻めの姿勢が見られなかった。情けないというか、だらしないというか。我々はゴン太に大きな期待を抱いてマウンドに・・・(以下、略)」

 夢のV4、でっきるっかな・・・。

カギは"外様猛虎打線"

 一方、昨年の4位から猛打で躍進しているのが阪神。原動力となっているのは、城島健司捕手(34)だ。開幕前は「強烈すぎる個性のせいで、浮いてしまうのでは」と危惧されたが、気がつけばチームリーダーになっていた。

優等生タイプが多い阪神に新しい血を注入した"野性児"城島健司。ホームにいるだけで盗塁を抑止する

「若手たちにはマリナーズでの経験談を偉ぶることなく話し、兄貴分として慕われています。

 一方で、ベテランや同年齢の選手たちとも打ち解けて藤川球児や江草仁貴江草仁貴(えぐさ ひろたか)らと麻雀を打ったり、飲みに行ったりするそうです。

 確執がウワサされたアニキ・金本知憲ともうまくやっていますよ。

 何より凄いのは阪神でもメジャー流調整を貫いていること。日本では試合前に先発投手のボールを受けるのが不文律になっているが、城島は初めて組む投手以外、受けない。それで打たれることもあるが(笑)。

 とはいえ、マイペースぶりに筋が通っていると、チーム内で評価されているのは確か。彼の場合、リードで失敗したとしてもバットで挽回できるのも強みですね」(トラ番記者)

 一方で、真弓明信監督(57)の求心力は相変わらず「ほとんどない」のだとか。