スターの力: どうして私たちは、日本が好きなのか

Photo by:Kiki Yu

 今回の記事で載った写真なんですが、横浜に旅行しに行った友人が撮った一枚を使わせてもらいました。

 おそらく、ちょっと意味不明に見えますけど、今回はこの一枚の写真から、話を進めさせて頂きます。

 この写真を撮った彼女は、ネット友の一人で、向井理さんの大ファンです。普段は中国で仕事をしてるんですけど、今回は休みをもらい、日本に観光しに行きました。一番好きな向井さんは横浜出身だから、彼女の観光プランの中で、もちろん「向井理的な横浜ツアー」が当然書いてあった。

 こういうことに対して、日本人の皆さまは、どう思いますでしょうか?

「ずいぶんマニアックな行動だな~」と思われるのも、おかしくはないですね。

 しかし、中国の「日本ファン」にとって、これは本当に幸せなことだと思っています。決して大げさではないです。

 もし私が日本に行くとしたら、その時のツアープランもきっと、嵐やラルクのコンテンツたっぷりとなります。

 どうして中国人である私たちは、そんなに日本のこと、そして日本の芸能人のことが好きなのかって、自分の頭の中で何度も考えました。

 正直に言って、この記事を書いている今も、ずっと考えています。

 でも、答えは出てこないです。

 多分、正解はないと思いますけど、ただ、私たちにとって、日本には「夢」と「力」があるからだと思います。

夢と前へ進む力

 私と姉の修士論文の謝辞で、嵐のメンバー・相葉くんと櫻井くんの名前が出てきました。

 私はイギリスで、姉は日本にいました。

 疲れたときや大変だったときに、二人ともいつも嵐のレギュラー番組やライブを見るのです。彼らの元気な笑顔を見たら、自分もなんとか元気になれるみたいだからです。

 「人は人、自分は自分。比べた時点で負けてる。自分に負けない強さがどんな壁をもこわしてく。」(ファイトソング)

 「一歩一歩、近い道などないなら、信じる道を行くしかない。」(5×10)

 嵐のメンバーが書いてる歌詞からも、勇気をもらいました。

 これは、嘘くさいラブソングばかり歌って、カッコ付けてる中国のアイドルから絶対もらえない力だと思います。

「いつか、翔くんにありがとうって伝えたい。前へ進む力をくれて、本当にありがとうって」。

 これは、姉の夢です。

 櫻井くんが好きだから、姉は慶応義塾大学に申し込んで、日本に行った。そして日本で、一生忘れられない思い出を作りました。姉は今年の4月で慶応大から卒業しました。卒業証書を持って、櫻井くんの広告看板と一緒に撮った写真は、印象的だった。

 人生の大きな一歩を踏み出す力をくれた櫻井くんのことを感謝しているって、姉はずっと言ってました。

 私にとってもそうでした。相葉くんの笑顔と一生懸命さのおかげで、イギリスに居る一年半で、一人でも大丈夫な気がしたのです。

 自分の好きなアイドルは日本人だから、日本の人や物にも興味を持ちます。中国にいる日本ファンたちはみんなそうでした。芸能人のことをきっかけで、日本のことをだんだん好きになったんです。自分の好きな日本のことを仕事や日常で活用しています。仕事にも自分の生活にも役に立ちます。

 こんなマニアックな事ばかり書いて、本当に大丈夫のかなと思う私でしたが、明日も相変わらず嵐とラルクの曲を聞きながら、会社に行って参ります。

 日本という国、そして日本人には、ありがとうって言いたいです。

 日本は、前へ進む勇気をくれたスターたちを育った国。

 「一生懸命」と「精一杯」を教えてくれた国。

 素晴らしい伝統文化を守りながら、最先端の流行りを作っている国。

 この国はこれからも、みんなに愛され続けるのを信じています。


 

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