経済の死角

2016年のリスク大予測〜まさかの「トランプ大統領」誕生!? 日本が巨大地震に襲われる確率は?

2016年01月05日(火) 週刊現代
週刊現代
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トランプ氏(左)の失速がなければ、ヒラリー氏との決戦になる〔PHOTO〕gettyimages

レーガンの時に似てきた

2016年11月8日、アメリカは、そして世界は「運命の日」を迎える。民主党のヒラリー・クリントン氏、共和党のドナルド・トランプ氏の両候補が一騎打ちを果たす、大統領選の決選投票だ。

あまりに過激な言動に、「泡沫候補だろう」と誰もが思っていたトランプ氏だが、いまや大本命のヒラリー氏を本気で脅かす存在となっている。「トランプ大統領」が生まれる可能性はあるのか。ジャーナリストの堀田佳男氏が言う。

「『イスラム教徒は入国禁止』といった発言を連発しても、トランプ氏の支持率は下がるどころか上がり、今や共和党内で40%に達しています。

『トランプ支持者は、教育レベルが低い低所得者』とされますが、一概には言えません。というのも、白人のインテリにも『彼の実行力、行動力は認めざるを得ない』と考える人が増えている。

アメリカ人にとっては、ビジネスで成功し大富豪になったトランプ氏の、『オレに任せてくれれば、中東和平だってすぐ話をつけてみせる』といった自信満々の発言は、非常に説得力があるのです」

'80年にも「まさか」は起きた。「俳優上がりのタレント候補」とバカにされていたロナルド・レーガン氏が、現職のジミー・カーター氏を破り大統領になったのだ。

オバマ政権の7年間に対する国民の失望は大きい。「『ノーベル平和賞を取った以外、何もできなかった。しかもアメリカを弱くした』という思いが、トランプ氏の躍進を後押ししている」(前出・堀田氏)。日本人が民主党政権に怒り、「日本を取り戻す!」と叫ぶ安倍自民党を大勝させた2012年の政権交代のような現象が、アメリカでも起きる。

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