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2015年11月22日(日)

激変!2016年4月以降の「首都圏の高速道路料金」
〜ついに渋滞が解消される?

ベストカー
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国土交通省は去る9月11日に重大な方針案を発表した。都心環状線をはじめとする慢性的な渋滞解消のため、来年4月から首都圏の高速道路料金を改定するというものだ。対距離制を基本に料金を統一し、発着地が同じなら、経路にかかわらず料金を同じにするなど、高速道路を賢く使うための料金体系に大きく生まれ変わる。我々ユーザーにはどんなメリット、デメリットがあるのか? 探ってみた。

首都圏内の料金水準が整理され統一される

皆さんはご存じだろうか? 高速道路の料金といっても建設費のコストなどによって違い、普通車の場合、第三京浜は15・7円/kmなのに対して首都高速は36・6円/km、圏央道は43・2円/kmとけっこう違うものだ。

その結果、安い高速道路料金のところが混雑し、高いところは比較的空いているという状況を生んでいる。圏央道など新しい高速道路を建設しても中央環状線の混雑が思ったほど解消しないといった状況にある。その打開策として

1)距離別を基本に料金を整理、統一する。
2)発着地が同じなら、経路は問わず、料金を同一とする。

この2つを大きな柱に首都圏の高速料金が大きく変わろうとしている。

現在、首都圏を走る高速道路料金は首都高が普通車と大型車の2種類なのに対して、NEXCO各社は軽自動車、普通車、中型車、大型車、特大車と最大5つに分かれている。今回首都高の料金を変更し、5つの区分に統一する。普通車1に対し、軽自動車0・8、中型車1・2、大型車1・65、特大車2・75という比率も変わらない。

都心環状線の慢性的な渋滞を解消することも今回の料金改定の大きな狙いだ

次に首都圏を走る高速道路は、大都市近郊区間という区分にあり、首都高や埼玉外環、東名、中央道均一区間は36・6円/kmとなっている。ところが、先に述べたように圏央道は43・2円/km、横浜横須賀道路は44・0円/kmと割高となっている。これを是正し、36・6円/kmとする。

そのいっぽうで、第三京浜15・7円/km、京葉道路20・4円/km、千葉東金道路24・8円/kmといった割安区間も36・6円/kmにしたいところだが、第三京浜などは2倍以上になってしまうので、激変緩和策をとり、値上げ幅を抑える方針だ。一般の高速道路の多くが該当する普通区間の料金設定である24・6円/kmにするという。

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