経済の死角

橋下徹は本気で「総理」を
狙っているらしい

好きな人も、嫌いな人も、信じられないでしょうが……

2015年09月17日(木) 週刊現代
週刊現代
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〔PHOTO〕gettyimages

「安倍の下」はイヤだ

「一度政治家になって、権力の蜜の味を知った人間が、あっさり引退するなんてあり得ない。来年7月の選挙が衆参ダブルになるかどうかは分からないが、橋下が国政に来れば、数が欲しい安倍総理が彼を頼るのは確実です。

形としては、自・公・橋下新党の連立か、あるいは橋下が『公明とは組まない』と言い出せば、閣外協力になるかもしれない。橋下自身は閣僚になりたくないでしょう。入閣すれば安倍総理の指揮下に入らざるを得ず、自由に動けなくなるから」

こう語るのは、ある官邸スタッフだ。

自ら作った維新の党を離党し、新党「おおさか維新の会」を作ると宣言した橋下徹大阪市長。崩壊した維新の党内部はもとより、お膝元である大阪市民の間でも、混乱は収まらない。中には、「もう愛想が尽きた」と漏らす有権者も出始めた。

「大阪都構想がダメやったとき、『引退する』と言ったのは偉いと思いましたよ。さすが橋下やと。ダメなら身を引くのは、僕ら会社員も同じですから。でも、今回離党したのはよう分からん。個人的には、まだ応援したいですけど」(40代の男性)

「私は維新ができた時からずっと応援してきました。でも、今回のは納得がいきません。この人はウソつきなんやな、もう信用でけんなって思いました」(30代の女性)

大阪の人々、いや、日本国民は今、「橋下徹という男は本当に信用できるのか」そして「彼は一体、いつまで、どこまでやる気なのか」を見極めようとしている。

多くの視線が自分に集まっていることを知っていながら、橋下氏はあえて自身の今後を語ろうとしない。あくまで新党の代表は松井一郎大阪府知事であり、自分は市長の任期が切れる12月18日、政治家として「いったん死ぬ」のだと言う。

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