経済の死角

自民党総裁選
「石破茂」ここで起たねば男が廃る

断言しよう、もう「次」はない

2015年08月31日(月) 週刊現代
週刊現代
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「悩むフリはもういいから」と周囲からはツッコミの声があがる〔PHOTO〕gettyimages

この数ヵ月、安倍総理への批判を強めていた石破氏。だが、9月の総裁選を前にグズグズし、「石破シンパ」たちは、「ボス」の不甲斐なさにイライラしている。「決断できない男」は、何を考えるのか。

このまま死ぬのか

「石破さんが、もしも総裁選に出ないつもりだとしたら、それは完全に私たちに対する裏切りです。チャンスはもう目の前に来ているんです。出馬せずに、『閣僚だから仕方ない……』なんて言い訳をするのは、敵前逃亡以外の何物でもない」(自民党・中堅議員)

安倍晋三政権の支持率が低迷を続け、9月末の自民党総裁選が近づくなか、石破茂地方創生担当相を支える議員たちが、いきり立ち、いらだちもあらわに、石破氏への不満を口にしている。

その理由はほかでもない。石破氏が、総裁選への出馬について、いつまでたっても煮え切らず、旗幟を鮮明にしないからだ。

「石破さんが出てくれなければ、いままでついてきた私たちの立場がない。『チャンスが来たら私は逃げない』と石破さんはよく言ってきましたが、いまの状態はその言葉に反しています。その言葉を信じて、ついてきたんです」(自民党若手議員)

議員たちのこれまでを思えば、いらだちは当然のことだ。

第二次安倍政権で石破氏につくということは、大きなリスクを負う行為だった。安倍総理は石破氏を徹底的に遠ざけており、それにしたがって石破シンパの議員たちが、政権の中枢に近づけなくなるのは自明の理。彼らは、「冷や飯を食わされても石破さんを応援する」という覚悟を見せてきた。

石破氏の優柔不断に対して、議員たちが、

「もう我慢ならない」

と、怒りをあらわにしても、何ら不思議はない。

別の議員たちは、すでに呆れてもいる。

象徴的な出来事が起きたのは、石破氏を支える無派閥議員のグループ「無派閥連絡会」の研修会でのことだった。

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