万年野党の「永田町ウォッチング」

国家戦略特区第二幕
仙北市"ドローン特区"が切り拓く「未来の田舎」とは

2015年07月23日(木) 原 英史(NPO法人万年野党理事)
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ドローンのデモンストレーションに集まった面々

文/ 原 英史(NPO法人万年野党理事、株式会社政策工房代表取締役)

「国家戦略特区第二幕」の幕開け

秋田県仙北市の田沢湖スキー場に、シーズンオフの7月19日、内閣府の平将明副大臣、小泉進次郎政務官(いずれも国家戦略特区・地方創生担当)、門脇光浩・仙北市長、地元国会議員、産業界関係者など数十人が集まりました。そして実は筆者も参加者の一人でした。

私たちが見守っていたのは、野波健蔵・千葉大学特別教授チームによるドローン自動飛行(バッテリー以外は純国産のドローンを用い、あらかじめプログラムされた経路に沿って自動飛行)のデモンストレーションです。

晴天ならば田沢湖をみおろす絶景スポットですが、この日は生憎どしゃぶりで、眺望は全く利きません。自動操縦で飛び立ったドローンは、上空50メートルでたちまち姿を消し、予定の目的地点に到達して折り返すと、再び姿を現し元の場所に戻って着地しました(往復2キロの移動の様子はコンピュータのモニター画面に表示されました)。

かなりの悪天候下でもプログラムどおり正確に飛行できることを実証できた・・・という意味では、会場で小泉政務官も言っていたように、生憎の大雨というよりも、むしろ「絶好のコンディション」だったのかもしれません。

秋田県仙北市は、国家戦略特区の二次指定が決まっています(2014年の一次指定は東京圏、関西圏、福岡市、新潟市、養父市、沖縄県の6地域。2015年春、これらに加え、愛知県、仙台市、仙北市の3地域の指定が決まりました)。

この日のデモ飛行は、「国家戦略特区第二幕」の幕開けを告げ、また、安倍内閣の「成長戦略」と「地方創生」の今後の道筋を指し示すものだったととらえることもできるでしょう。

NPO法人万年野党のイベントにこれまで参加されている方には繰り返しになるかもしれませんが(7月9日の政策カフェでも、政府の責任者から最新状況の説明をお聞きいただきました)、国家戦略特区について簡単に説明しておきましょう。

(注)本記事内の写真は、「地方議会ニュース」から提供を受けました。ドローン自動飛行の様子は、以下のページで動画をみることができます(http://gikainews.jp/292)。
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