高橋洋一「ニュースの深層」
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各国と比較すれば一目瞭然
「徴兵制」をめぐる議論はデタラメだらけだ

2015年06月29日(月) 高橋 洋一
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国会が、戦後最長となる95日間延長されることが決まった。会期は9月27日までとなる。この会期延長には、安保法案を成立させたいという狙いがあるのは間違いない。安倍政権の一丁目一番地の政策なので、是非ともやり遂げたいだろう。しかも、これまでの国政選挙では公約として掲げてきたのであるから、自民党には責任がある。公約に掲げて選挙に勝ったのに実行しなかったら、それこそ「嘘つき」である。

もちろん、安保法制を国会で議論する以上、野党は不十分な点を追求するのは当然である。徹底的に審議するのもやはり当然だ。95日も延長するのだから、十分な審議時間はあるので、徹底的に議論してもらいたいものだ。

あまりにヒドすぎる「枝野発言」

本コラムで繰り返し主張してきたのは、集団的自衛権は個別的自衛権に比べて、①抑止力が強いので戦争に巻き込まれるリスクが減ること②安全保障コストが安いこと③侵略戦争のブレーキになりうること、というメリットがあるということだ。集団的自衛権は、世界で否定している国(特に安全保障条約を他国と締結していればなおさらだ)が見当たらないほど、安全保障政策としてよりマシなのである。

こうした本質論は、国会で本格的に議論されていない。延長国会では、国民にこれらのメリットを広く知らせるいい機会である、

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