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2015年05月02日(土)

こりゃビックリ太っ腹!! トヨタがFCV関連特許を無償で公開した真意

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トヨタは燃料電池に関連する約5680件にも及ぶ特許を無償で提供することを明らかにした。特許と言えば、特にメーカーにとっては命も同然。さらに言えば、特許ビジネスで何百億円ものお金を生み出す財産でもある。その貴重な特許を太っ腹にも無償で公開するその真意とは!?

検索をすると、関連特許が次々とリストアップされてくる。そのひとつひとつは、小さい、しかし重要な技術

新年早々、驚くようなニュースが発表された。トヨタが燃料電池関連の約5680件にも及ぶ特許を無償で公開するという。

企業にとって特許というものは貴重な財産である。

これには二つの意味があり、ひとつには時間と労力、そして多大なる開発費をかけて開発した独自の技術を特許というかたちで保護することで、他人(他社)が勝手にその技術を使うことができないようにする。

そりゃあそうだ。例えば、トヨタが'97年に市販を開始したプリウスで実用化したTHSというハイブリッドシステム。完成させるまでに費やした時間は20年以上と言われ、開発コストは数百億円にも上る。ところがライバルメーカーが市販されたプリウスを買ってきてバラし、メカニズムを真似てしまったらトヨタのかけた時間とコスト、さらに今後期待できた、圧倒的に他社をリードする完成度を持つハイブリッド車の販売による利益などすべてが失われてしまうことになる。実際、トヨタはTHS関連の特許をしっかりと握っていることで他社はTHSのようなハイブリッドシステムを商品化することができずにいる。これによって、トヨタがハイブリッド車の世界では圧倒的リーダーとなっていることは見てのとおりである。

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