木暮太一の「経済の仕組み」

「自分の意見を伝えられる子どもに育てる」
【第4回】「言いたいこと」を言わせるためのトレーニング

2015年04月17日(金) 木暮 太一
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〔PHOTO〕Thinkstock

【第3回】はこちらをご覧ください。

「言いたいこと」を言うには練習が必要

一昨日、子どもの不登校対策を専門にされている方がテレビに出ていました。その中で「語彙が少ないといじめられる可能性が高くなる」という主旨の発言をされていました。

もちろん、不登校にはいろいろな理由があるとは思います。でも、自分が考えていることを言葉にできないことで、自分の殻に閉じこもってしまう子どもは多いと感じました。

もちろん、「語彙が少ない=イジメられっ子」ではないと思います。でも自分の経験に照らし合わせると、「自分の意見が言えないと、友だちの輪に入れない」「自分の言いたいことが言えないと、"下"に見られる」といったことは十分にあると思います。

しかし、いきなり「自分の言いたいことを言いなさい」と言われても、なかなか言えるものではありません。これは大人だって同じです。普段から慣れていないと難しいのです。スポーツと一緒で練習が必要です。ただし、「練習」だからといって、「じゃあ練習として言ってみなさい」と促しても、何もでてきません。

子どもは「言いたいこと」を持っていないのではありません。頭の中にモヤモヤとした感情や何やらの「言いたいこと」をたくさん抱いています。それを的確に言葉にできないだけです。だから大人がそれを引き出し、言葉にする手助けをしなければいけないのです。

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