高橋洋一「ニュースの深層」
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平松前大阪市長が橋下徹市長を告訴。一見「無理筋」の提訴に踏み切った理由は2つありそうだ

2015年03月23日(月) 髙橋 洋一
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2008年、大阪府知事に当選した時の橋下徹・現大阪市長。その後2011年に、平松大阪市長(当時)との一騎打ちに勝った photo Getty Images

大阪都構想の是非と問う住民投票は、4月27日告示、5月17日投開票となった。その前哨戦となる大阪府議・市議選は、4月3日告示、12日投開票だ。

橋下徹大阪市長を平松邦夫前市長が提訴

そうした中で、平松邦夫前大阪市長は、20日、橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)の発言で名誉を傷つけられたとして、橋下市長を名誉毀損(きそん)容疑で、大阪地検に告訴したことを記者会見で明らかにした。報道によれば、橋下市長は「町内会に平松さんの選挙の時に現金100万円配られたのご存じですか。領収書なく配っています」などと発言したが、代理人弁護士は「領収書なしで町内会に公金を支出した事実はなく、明らかに虚偽の発言を市民の前で行った」と主張している(http://www.jiji.com/jc/zc?k=201503/2015032000821&g=soc)。

これに対して、橋下市長は、自身のツイッターで

「前大阪市長平松氏から名誉棄損で訴えらたので、僕の発言の趣旨を正確にします。それまで地域団体への補助金は領収書を求めるものであったところ、平松氏と僕の市長選の年に、平松氏は領収書を求めない交付金に切り替えました。自身の選挙のある年に領収書抜きで税金を配るのはおかしいという趣旨です」

と述べている(https://twitter.com/t_ishin/status/579063561655218176)。

この話はどこかで聞いたことがあると思いだしてみると、2011年11月に行われた大阪府知事、大阪市長のW選挙の時に話題になった話だ。W選挙そのものが、大阪都構想を進めるべきかどうかが争点であったわけで、今になって平松氏が橋下市長を訴えたのも、大阪都構想の争いが続いているとみれば自然な流れだ。

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