経済の死角

こうやって壊れていくのか みんな心配している安倍総理「ちょっとゴーマンな感じ」

2015年03月12日(木) 週刊現代
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〔PHOTO〕gettyimages

最近、国会中継で安倍総理の言動を目にして「あれ?」と思った人もいることだろう。口をとがらせたり、ひとりでしかめ面をしたり、すぐに怒ったり—。総理の中で今、何が起きているのか。

「日教組」ヤジの理由

「60年以上前の'53年、当時の吉田茂総理がやはり衆院予算委員会で『バカヤロー』と発言した際には、『国会軽視だ』と野党から激しく追及され、衆院解散・総選挙にまで追い込まれました。これがいわゆる『バカヤロー解散』ですが、それ以降、総理自身が国会で不規則発言をした例は寡聞にして知りません。

しかも今回は、総理のヤジが事実無根だったことがすぐに判明した。本来ならば、これは総理の品格と責任を問わざるを得ない問題です。

それにしても、安倍総理も自民党も『絶対多数』にあぐらをかいているのではないか。『何をやっても、最後は数で押し切れる』という傲慢が態度に表れています」

こう語るのは、ノンフィクション作家で評論家の柳田邦男氏だ。

「日教組っ!」「日教組どうするの」「日教組……」

2月19日、衆議院予算委員会。民主党の玉木雄一郎議員が質問している最中、大臣席に深々と腰かけたままで、安倍総理が突然こう声を上げた。大島理森予算委員長が「静かに」と声をかけるが、なおも「日教組」と繰り返す総理。

このとき、安倍総理が口をとがらせ、ニヤニヤと笑う映像を見て、不思議に思った人もいるだろう。なぜ総理は、玉木議員を嘲るように笑っていたのか。そもそもなぜ「日教組」なのか。全国紙政治部記者が解説する。

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