オルタナティブな若者たち
2015年03月04日(水) 池田真隆

「アートも学んだリーダーこそが海外で通用する」 青山社中リーダー塾での学び

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青山社中リーダー塾2期生の高原幸一郎さん

青山社中リーダー塾では何が学べるのか。卒業生にインタビューし、同塾を知ったきっかけ、入塾の決め手、そして塾で得たものを聞いた。年間を通して思想や偉人の伝記をもとに学ぶが、「同志との出会い」こそが、何よりも変えがたいものだという。

「大局観を持って物事を考える視点を得たい」

楽天から出向し、ケンコーコムで執行役員として働く高原幸一郎さんは、同塾の2期生だ。同塾を知ったきっかけは、メーリングリストから。高原さんは、大学を卒業後、外資系企業に勤めており、グローバル人材になるため、シカゴ大学にMBA留学をした。

留学中の講義で、日本が経済面において中国や韓国に負けていると実感し、プレゼンスの低下に危機感を持つ。国際色豊かな環境でディスカッションするたびに、日本の存在感を世界に広げていきたいという思いが強くなる。

世界に向けて日本企業のプレゼンスを高めるためには、効率的なビジネスモデルや組織体型だけを追及するのではなく、リベラルアーツの要素が求められるとも考えていた。高原さんは、「単純にサイエンスだけを学んだリーダーではなく、同時に、アートも学んだ真のリーダーこそが、海外で通用する」と話す。

そんな思いを抱き帰国してから、MBAコミュニティのメーリングリストで同塾に出会う。同塾では、高原さんが求めていた「アート」も学べることに惹かれたという。近代西洋政治、東洋思想、そして偉人の伝記などを用いて、大局観を持って物事を考える視点を得たいと入塾を決意した。

伝記では、渋沢栄一やスティーブ・ジョブスに多くの学びを得たという。偉人に感情を移入して、「自分だったらどう動いたのか」と内省化する時間になった。スティーブ・ジョブスの「フォローユアーハート(直感を信じろ)」という言葉に感化され、11年以上勤めた外資系企業から現職に転職した。

高原さんが得たものは、大局観を持ったものの考え方だけではない。「同志ができたこと」と言う。同塾で出会った仲間たちとは、業界は違えど定期的に会食や合宿で集まり、切磋琢磨する仲だ。

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