舛添レポート

【舛添都知事日記】「東京のブランディング戦略」を通じて世界一の観光都市への飛躍を!

2015年02月10日(火) 舛添 要一
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〔PHOTO〕gettyimages

創造的なリーダーシップを発揮していきたい

昨年の2月9日は、都知事選挙の投票日だった。当選してから1年が経つ。前知事の不祥事による突然の辞任を受けて立候補し、知事に就任するという展開であった。すでに次年度予算案は決まっており、新知事のカラーを出すにしても、わずか100億円程度の補正予算で対応する以外になかったのである。

いわば異常事態、緊急事態での着任で、とにかく都庁を正常化するのに全力をあげるしかなかった。都庁は、トップのリーダーシップの問題で、ガバナンスに欠ける組織になってしまっており、それを建て直し、まともな行政組織として機能させることが不可欠であった。全部局を把握するために、100回以上も現地視察をおこない、また知事と各局との連絡を密にするために、補佐官制度を導入した。

国との関係についても、この1年間、官邸との関係を強化するなど、必要な調整をおこなってきた。国に対して、東京都の立場を明確に説明し、政策の変更も求めてきた。さらには、ほかの道府県との関係についても、全国知事会に出席するなど、意見交換をおこなっている。

以上のようなガバナンス向上に加えて、10年先を念頭に政策の総合体系である長期ビジョンを策定し、それを着実に実行するために数値を目標化した。それらの政策を実行に移すために、積極的な予算を計上し、本格的に財政展開を図ることにした。2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会の準備はもちろんのこと、国際金融センター、ライフサイクル拠点、水素社会、文化戦略と、次々と、夢のある、そして東京を世界一の街にするためのプロジェクトを打ち上げている。

これからも、現場を重視し、職員の意見を聞きながら、また都議会とも連携しつつ、創造的なリーダーシップを発揮していきたいと思っている。

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