米国メディア業界のビッグピクチャー
2015年02月09日(月) 大熊 将八

ピンチとチャンスが直面するメディア業界はおもしろい! 大学生の私がアメリカ新興メディアに突撃取材する理由

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筆者

初めまして。このたび現代ビジネスで連載をはじめることになりました、東京大学4年の大熊将八と申します。私は、クラウドファンディングを使って多くの方からのご支援を受け、3月から渡米し、現地のメディアに突撃取材をおこなってきます。

(参考)現役大学生がアメリカ新興メディアに突撃取材! ジャーナリズムの未来を探る(Makuake)
https://www.makuake.com/project/journalismproject/

このようなことをする私はもちろん、メディア業界の今後の動向に興味を持っています。この1年間、津田大介さんや佐々木俊尚さんをはじめとするジャーナリストや、新聞・テレビ関係者を取材し、「メディア・クエスター」というブログで発信したり、株式会社ユーザベースが開発・運営する経済情報特化型ニュース共有サービス「NewsPicks」で記事を執筆しながら、「メディア業界はこれからどうなるのか」についてずっと考えてきました。

メディア業界が直面するピンチとチャンス

これまでメディア業界について調べ、書き続けてきたのには2つの理由があります。

1つ目は、とにかく本・雑誌・ネットを問わず活字を読みまくるのが大好きで、書きまくるのも大好きな「メディア・ジャンキー」だからです。もう1つは、メディア業界自体が今、とてつもないピンチとチャンスの両方に直面していて、調べて発信する対象としてこの上なくおもしろいからです。ここで言う「ピンチ」とは、紙のビジネスモデルに基づく既存メディアの衰退です。

出典: WAN-IFRA World Press Trends 2013より

日本でも新聞・雑誌の発行部数や売上の減少がさかんに叫ばれていますが、アメリカではさらにその傾向が顕著です。5年前と比べて30%近くも広告収入が落ちこんでいます。

一方で、実力と影響力のある記者たちが紙メディアという「沈む船」を飛び出し、独立して新たなメディアを立ち上げ、そこにベンチャー投資家が資金を投入するという流れも出てきています。

出典:Privcoなどから筆者調べ(BuzzFeedは複数回調達)
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