市川裕康「デジタル・キュレーション」

シリコンバレーのスーパースターが続々集結! テクノロジーで行政・社会の変革を目指す「米国政府デジタル・サービス」

2015年02月03日(火) 市川 裕康
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私たちは今日、スマートフォンでニュースを読んだり、動画コンテンツを視聴したり、必要なものがあれば遠隔地にいてもアマゾンなどのeコマースサービスサイト上の数クリックで買い物も可能になり、欲しいモノ・サービス・情報を簡単に手に入れることができます。

もし政府・行政サービスも同じような使いやすいサービスを提供することができたら、いや、そうすべきである、というアイデアは長い間期待と注目が集まっている分野です。米国の地方自治体などではすでに「Code for America*」と呼ばれるウェブ・プロフェッショナルを派遣するフェローシッププログラムなどが生まれつつあります。米国連邦政府レベルでも少しずつこうしたトレンドが進み、すでにパイオニアとして成功実績を残している英国政府の事例(GOV.UK)に倣い、本格的な取り組みを始めつつあるようです。

日本国内でも気象情報や年金給付額の確認など、少しずつデジタル化が進んでいますが、米国の様子、そしてそこに集結しつつある人材や全体のダイナミックな動きを見るにつけ、まだ見ぬ未来を垣間見るような、そんな躍動感を感じることができます。今回はそんな様子の概要をレポートしたいと思います。

優秀な技術者たちがオバマ政権の世紀の大失態を防ぐことに成功

2014年8月に設立されたばかりの「The US Government Digital Service (米国政府デジタル・サービス)」は、民間企業出身のデジタルテクノロジーの専門家を集めた戦略コンサルタント的なチームで、現在25名ほどで構成されています。メンバーの中には、グーグルの元Google Chrome担当リード・エンジニア、アマゾンで3人目に雇われたエンジニア、元ツイッター社のオペレーション・ディレクターなど、シリコンバレーのスタートアップのような優秀な人材が数多く集まってきています。

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