現代新書カフェ
2015年01月16日(金) 齋藤ウィリアム浩幸

ダボス会議にようこそ 第1回 日本人の知らない「ザ・国際会議」の正体

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「ダボス会議」という名前を聞いたことのある人は多いだろう。しかし実際に何が話し合われているのか? 話し合うことにどんな意味があるのか? 日本への影響とは? それらに答えられる人はそれほど多くないかもしれない。

今回からはじまる連載では、ダボス会議とそれを主宰する世界経済フォーラムに近年深く関わる筆者が、ダボス会議について解き明かす。

 

ダボス会議とは何か?

齋藤ウィリアム浩幸氏は、現在「ベンチャー支援コンサルタント」として活躍し、日本の企業や政府をサポートする立場で、ダボス会議についてさまざまな情報発信をしている

「ダボス会議は誰が何のために開いているのでしょうか?」

経済や世界情勢に関心のあるビジネスパーソンならば、この問いに簡単に答えられるかもしれません。しかし、その歴史や仕組み、実際に議論されている内容やその影響力を知る人はどのくらいいるでしょう。「世界中の政治家や経済人が集まって行う会議だとは知っているけど、中身はよくわからない」という人が多いのではないでしょうか?

「ダボス会議」で知られる「世界経済フォーラム(World Economic Forum)」について、私、齋藤ウィリアム浩幸がお話しいたします。

まずは、私の簡単な自己紹介を含め、私と世界経済フォーラムの関わりを説明します。

私は、1971年カリフォルニア生まれの日系二世です。2004年まではアメリカで暮らし、その間にI/Oソフトウェアという会社をつくり、指紋認証など生体認証暗号システムの開発をしてきました。会社を2004年にマイクロソフト社に売却した後、拠点を日本に移し、ベンチャー支援の会社を起ち上げました。

世界経済フォーラムとの関わりは2011年から。同年にフォーラムから「ヤング・グローバル・リーダーズ(YGL)」、および「グローバル・アジェンダ・カウンシル(GAC)」のメンバーとして選出されました。その後ボードメンバーにも任命され、ダボス会議はじめ世界経済フォーラムのさまざまなことに関わらせていただいています。

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