どんな困難な問題も、一人だけで解決は難しいかもしれないけれど、多くの人の知恵、協力があれば可能かもしれない。
ソーシャルメディアツールの登場、また「共有」を奨励する新しい文化によって、そんな考えが広がりつつあります。
アップル、ペプシ、P&G等の一流企業をクライアントに持つデザインコンサルティング会社IDEO(アイデオ)は、8月2日にOpenIDEO(オープン・アイデオ)というウェブサイトをリリースし、そんなアイディアを可能にしました。

オープン・アイデオは、スポンサーである企業や財団から寄せられた世界の社会的課題に対し、ウェブを通じてオープンにアイディア・解決方法を募るサイトです。
アイデオはデザインに興味ある方であれば広く知られているブランド企業で、また、CEOであるティム・ブラウン氏により執筆された書籍、「発想する会社! - 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法」(早川書房)でも知られるとおり、そのイノベーションを生み出す手法において、世界中で高く評価されています。
そのアイデオが開発したサイトということで、ビジュアルを活用した分かりやすいサイトのしくみ、アイディアを集めるためのしかけ等に注目が集まり、既にオンライン上での評判、サイト参加者からの期待が高まっているようです。
紹介動画もデザイン会社らしく、シンプルなイラストを用いて、基本的な4つのステップが描かれています。それは、
1)インスピレーション(刺激・ヒント)、
2)コンセプティング(コンセプト化)、
3)エバリュエーション(評価)、
4)コラボレーション(協業) です。
例えば今サイト上で取り上げられている課題の一つは、カリスマシェフとして学校給食の改善活動に取り組んでいるジェームズ・オリバー氏からのものです。彼はイギリスの学校給食の惨状を目の当たりにし、その改革を求める国民的な運動を広め、『ジェイミー・オリバーの給食革命!』というTV番組を通じて脚光を浴び、世界的に活動を推進している人物です。
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