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デーブ大久保 西武2軍打撃コーチ解任「スルメ取りに雄星を使いパシリ」現場写真

本誌記者が目撃! ノックバットで頭を小突き、頬をつねって嫌み

2010年08月06日(金) FRIDAY
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 これに怒ったのがデーブです。『アーリー会』の出席者に『俺の先輩の工藤さんがかわいがっているのに何なんだ』と雄星の悪口を言って、グラウンドでもイビるようになったんですよ。罰金のことを球団に伝えたのも、距離を置き始めた雄星だと思い込み、『チクったのはお前だろ』と胸倉を摑んだこともあるそうです。球団は罰金制度だけでなく、この雄星への暴力も問題視しています」

7月24日、西武第二球場での練習に姿を現した雄星。本誌記者の「デーブさんが解任されましたが」という問い掛けにも、無言だった 〔PHOTO〕岡村正敏

 冒頭で紹介したパシリ事件も、こうした影響があったのかもしれない。だが本誌記者は、この他にもデーブの"暴力行為"を目撃していた。

 4月中旬のことである。午前中の練習を終えた雄星が人目につかない一塁側の内野フェンス裏に呼ばれ、デーブから説教を受けていた。

 説教は10分ほど続く。雄星は黙って聞いていたが、デーブは注意をし終えると、雄星の頬をギュッとつねって立ち去ったのである。

 6月下旬には、別の場面にも遭遇している。室内練習場でのトレーニングを終えた雄星は、入り口の前に座りタバコをふかしていたデーブに呼び止められた。

 デーブは何事か注意すると、持っていたノックバットの柄で雄星の頭をコツンと小突いたのだ。

 雄星は、口をグッと結んで一礼した後、その場を離れた。だが数時間後、デーブは外野フェンス裏の芝生でマスコミの取材を受けていた雄星を見つけると、こう嫌みを言ったのである。

「おい、雄星。ハンカチ王子(早稲田大学のエース・斎藤佑樹)が入ってきたら、来年は誰もお前のことなんか相手にしてくれないぞ!」

 雄星は、デーブの言葉に何も答えようとしなかった。この時、雄星は左肩痛で1ヵ月ほど実戦登板から離れている。

 ドラフト1位で入団しながら結果を出せない心境を、「悔しいです。2〜3年後には、この悔しさがいい思い出になっていると信じて、野球漬けの生活を送っています」と本誌にも明かしていた(7月27日増刊号)。デーブの言葉は、もがき苦しむ雄星に奮起を促すには、度が過ぎたものだっただろう。

 西武は、デーブのこうした言動を重く見たのだろう。コーチ解任の理由を聞くと、同球団広報部は次のように答えた。

「指導上、行き過ぎたことがあったのは事実です。正式な処分は、現在行われている選手やコーチへの事情聴取をした後、7月30日までに発表する予定です」

 行き過ぎた指導をしたデーブには、厳しい処分が下されそうだ。

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