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 東京にはディープな居酒屋エリアというのがある。例えば、埼京線の十条・赤羽エリアや、京成線の立石など。1000円札2、3枚で美味しく楽しめるB級居酒屋が集中しており、わざわざ出かける人がいる程の人気スポットになっている。

メニューはほとんどが200円~300円。これぞB級グルメの醍醐味

 特に、赤羽にあるOK横丁というローカルな商店街は、朝9時開店という伝説の居酒屋まるます家があることで有名。

 そこで今回、"グルメ設計塾取材班"を急遽結成し、十条・赤羽のB級居酒屋ツアーを決行した。

 最初に繰り出したのは、東十条の駅から歩いて数分の埼玉屋。ここは、生ホッピーとレモンサワーを飲みながらヤキトンを食べるのがお約束。その日にさばいた新鮮な肉を店主が絶妙の火入れで提供してくれる。予約が取れないので、お店に行って行列覚悟で並ぶしかない。

 夕方の早い時間に行けば、並ばず入れることもあるが、休日はさらに混雑覚悟で行くしかない。注文は基本お任せで。好みを言えば調整してくれる。もし、埼玉屋に入れないなら、その奥に新潟屋という別のお店もある。埼玉がダメなら新潟にチャレンジである。

斎藤酒場の定番"ポテサラ"。これで200円

 続いて行ったのが、埼玉屋から十条駅に向かって徒歩10分ほど歩いたところにある斎藤酒場

 十条駅前にあるこのお店は、まさに「ザ・昭和」の世界が展開する超有名店。こちらも遠くから来る人も多く、地元の人に混じってiPhoneでグルメサイトを見ながら注文する客もいたりする。

 雰囲気だけではなく価格も昭和のまま。お酒は170円、つまみも200円台で豊富に揃っている。評判のポテトサラダやカレーコロッケなど定番のつまみに日本酒を飲んでも1000円かからなかったりする。こちらも驚きのコストパフォーマンス。

 続いて、十条から埼京線で赤羽に出ると、あのOK横丁が見つかったが、まるます家は残念ながら夜9時半に閉店。そこで我々が向かったのがその裏手にあったもつ焼きの米山。地元では有名なお店。線路沿いの暗い店内は満席だったが、屋外に何とか座ることができた。

 ここは何と言っても、つくねがうまい。肉の味わいが深く、1本100円ちょっとという価格を考えると、コストパフォーマンスは異常に高い。

 どのお店も会計は普通に食べて飲んでせいぜい3000円。3軒はしごしても5000円程度で充分楽しめた。ディープな世界が苦手な人にはおススメできないが、洒落のわかる人と一緒なら、たまにはこんな変化球を使って飲みに行くと盛り上がる。

 予約ができない人気店が多いので、お店リストを5店舗くらい見繕って、臨機応変に対応できるようにするのが、楽しむコツである。

<グルメの法則 19  
ディープなB級居酒屋は5店舗ほどの
お店リストから、 臨機応変に"はしご"する。


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