田原総一朗のニッポン大改革

長谷川幸洋・東京新聞論説委員 インタビュー vol.3 「永田町のパーツ化が日本を救う」

2010年08月03日(火) 田原総一朗
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vol.1 はこちらをご覧ください。

vol.2 はこちらをご覧ください。

田原 この間、元財務官僚の榊原英資と話していたら、彼がこう言っていました。これからはほっておくと200兆円くらいは借金を作らざるを得ない、財政出動しなきゃいけないと言ってました。

長谷川 日本政府がですか?

田原 ええ。彼は近く、世界大不況になると言ってるんですよ。

長谷川 僕は8月危機じゃないかなと思ってるんです。

田原 だから、そんなときに消費税を値上げなんていうんじゃダメだ、財政をどーんと出す必要があるんじゃないかと。榊原さんは財政を出してもだいじょうぶだという論者ですからね。

長谷川 どちらかというと財政出動に傾いている人ですからね。

田原 日本は預貯金が1400兆円ある。800兆や900兆円借金があるからと大騒ぎするなという。

日銀が国債を買って、マネーの量を増やすべきだ

長谷川 私は財政出動よりかは金融政策です。つまり日銀の金融政策がカギを握るのではないかとみています。

田原 金利を下げるんですか?

長谷川 もっとマネーの流通量を増やせということですよ。つまり国債を買ってね。

田原 無利子、非課税の国債を出して日銀が買え、という論理ですか。

長谷川 榊原さんがおっしゃる200兆円を出した場合だって、その財源となる国債を民間が引き受けられるかどうか。おそらく200兆円なんて単位だったら、日銀が買い増しをせざるを得ない。

 基本の認識はまったく田原さんがおっしゃる通りだと思います。これから世界経済は下がっていく可能性がとても高いのです。そのことはG20各国もすでに知っています。

田原 それを民主党内閣わかってんですか。

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