堀江貴文インタビュー vol.1 「ホリエモンにネットでお金を儲ける方法を聞く」

2010年07月26日(月) 田原総一朗
upperline

堀江 はい。何を食って、どこのメシがおいしいとかっていうのを、URL付きで入れておく。すると、それを見てお店に「メルマガ見て来ました」みたいにして行く人が、ある程度いる。

小説「拝金」はフィクションか

田原 堀江さんがすごいところはね、堀江さんがやることはみんな商売になっちゃうのね。

 それで、堀江さんの小説『拝金』を読ませてもらったんだけど、一番僕が分からなかったのは、あの中で書いているけれど、もともとライブドアのスタートライン、要するにコンピュータのゲームソフトを、それまではみんな有料だったのを、堀江さんのところは無料にした、それはなぜですか?

堀江 ん?

田原 そう書いてある、小説には。

堀江 あれはフィクションなんです。

 僕のところの話というよりは、いろんな人たちの話、聞いた話、IT業界の話をすべて凝縮しているんです。あれはライブドアの話じゃないじゃないんですよ。嘘とかじゃなくて、小説なんです。作り話ですから。

田原 ああ、堀江さんのところがゲームソフトを無料にしたわけじゃないわけね。

堀江 僕らも無料でやっていましたけど、あのビジネスモデルで一番最初に成功したのはモバゲータウンっていうところなんです。そのあとグリーっていうところが成功して。で、ミクシィとかもやっている。『拝金』のあの話で一番下敷きにしたのはグリーなんです。

 グリーって最初はソーシャル・ネットワーキングの会社だったんですよ。5年ぐらい前に創業しているんですけども、最初の2年ぐらいはなかなか鳴かず飛ばずだったんですよね。後発のミクシィにやられちゃって、ミクシィのほうは稼ぐようになったんですけど最初は伸び悩んでいた。ところが、グリーは途中で、リクルートとKDDIに出資させて、携帯向けの無料ゲームをやったらそれが大当たりした。

田原 なんで当たったんですか。

堀江 それはやっぱりタイミングが良かったんでしょうね。

田原 ゲームが面白いわけじゃないわけ?

堀江 ゲームは結構やってみるとはまるらしいんです。でも、要は昔のゲームの焼き直しみたいなものです。それほど新しくはない。

 そうしたゲームも昔は有料で開発費もかけなきゃいけなかったんだけど、今だったら技術も発達してきているから、無料で作れるわけですよ、ああいう簡単なゲームだったら。

 で、無料で作れてたくさんの人に配信して、それで途中で有料アイテムで課金していくみたいなやり方を入れたんです。そもそも「無料」って言っているんですけど、あれは嘘なんです。有料なわけです。

田原 どういうこと?

次ページ 堀江 例えばグリーの釣りゲーな…
前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 次へ

このエントリーをはてなブックマークに追加 RSS
関連記事


underline
アクセスランキング
1時間
24時間
トレンドウォッチ