血みどろ党内抗争へ 「菅退陣」小沢の考えこりゃアカン! 民主政権哀れな末路「菅直人はすでに死んでいる」

2010年07月26日(月) 週刊現代
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「選挙戦の終盤で敗北の色が濃くなってきた頃から、菅首相は小沢氏に対し、『敵対するのは本意ではない』と釈明しようとし、何度も連絡を取ろうとしました。ただ小沢氏が、電話を無視しました。

 いちばん驚いたのは反小沢急先鋒の仙谷氏で、『選挙で(自民党を支持して)時計の針を戻すようなことはやめよう、と国民に訴えているのだから、総理が針を戻す(小沢支配の復活)のはやめてほしい』と、慌てて説得したのです」
(首相官邸関係者)

 あまりに調子が良すぎる菅首相のラブコールを無視している小沢氏は、周囲にこう語っているという。

「菅は、放っておけば自滅する。代表選までに、政権支持率は20%台に落ち込む。その時が勝負だ」

 進むも退くもままならなくなった菅首相と反小沢グループ、そして逆襲の機を虎視眈々と窺っている小沢氏とそのシンパ・・・。激化する民主党の内紛劇の中で、次第に「次のシナリオ」が見えてきた。

 まず、一か八かの強行突破を図る菅首相らだが、7月末までに、政権運営が行き詰まる可能性が高い。

「過半数割れの菅政権が国会を運営するためには野党に頭を下げて協力を求めるしかないが、昨年来、民主党は衆院での数を頼みに強行採決を繰り返して来たため、野党はその復讐を果たす気満々でいる。

 加えて、自民党が改選第一党となったため、参院議長の座を要求し、すでに中曽根弘文元外相を候補にしている。議長が野党になったら国会の開閉もままならなくなり、完全に政権は死に体となる」
(自民党幹部)

 国会もまともに開けないとなれば、政権維持はどうあがいても不可能。民主党内では、「代表選の前倒し」論が高まると予想される。

 その時こそが、菅首相を担ぐ反小沢派と小沢氏との決戦の時だ。

「実は鳩山前首相が、自分のグループの議員が菅政権で干されていることもあり、最近小沢氏に対して、道連れ辞任に追い込んだことを謝罪しました。小沢氏サイドは『最初からそう出ればよかった』と謝罪を受け入れ、いまや小沢グループと鳩山グループは同盟関係です。両グループを合わせると、約400人の民主党議員の中で200人近い勢力になる」
(民主党ベテラン代議士)

結局、衆院解散しかない

 野党時代に自分が自民党攻撃の口実に使っていた「直近の民意」によって否定された菅首相は、まともに戦えば、小沢氏本人か、同氏が推す候補を代表選で打ち破ることは難しい。しかも、仮に何とか代表選で小沢氏の攻勢を凌ぐことができても、「第二段の構え」が待っている。

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