他党に食指を動かす小沢一郎前幹事長の「大連立構想」民主惨敗、自民・みんなは大喜び! 各党の思惑が交錯し始めて

2010年07月22日(木) FRIDAY
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青森に入った小泉進次郎氏。スーツのボタンを掛け違えたのが、必死さの"演出"なら大したタマ(7月7日)

 民主党に話を戻そう。菅首相は党代表選のある9月までの執行部続投を早々と宣言して、自らの責任論を回避している。

 だが、大敗が判明した直後の鳩首会談で、次のようなやり取りがあったことはあまり知られていない。仙谷由人官房長官(64)は、菅首相にこう言った。

「よもや、あの人に頭を下げ、軍門に下り、時計の針を逆戻りさせようなどと考えているわけではないでしょうな」

  "時計の針を戻すな"は、菅首相が自民党時代を当てこするために選挙戦で使ったフレーズだ。皮肉と受け取った菅首相がイラついて口を開きかけるのを、仙谷氏はさえぎって続けた。

参院選当日に「辞意を漏らした」とされる枝野幸男幹事長だが、今は首相とともに責任論回避の一手

「今回の参院選の結果は、政界再編を促されたという意味だと、私は思う」

 このやり取りについて、首相官邸詰めの政治部記者が語る。

「仙谷発言は、民主党分裂の可能性を考えていることを意味します。今後、衆参各院で多数派が異なるねじれ現象が起きますから、次の衆院選までに政界のシャッフルが行われるでしょう。

 いや、そんなに時間はありません。予算関連法案が成立しなければ来春の予算編成ができません。危機感を強めた財務省は、やはり菅の次の人物にシフトし始めました」

次ページ  そして、シャッフルのカギを握…
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