「サラリーマン金太郎」市議が仕掛ける「龍馬プロジェクト」
起業家精神は経営者だけのものじゃない

 超党派の若手の地方議員ら約200人が中心となって今年1月から本格的に活動を始めた「竜馬プロジェクト」が任意団体から政治団体に格上げとなった。

 6月5日、東京で全国総会を開き、会則などを定めた。総会には、みんなの党代表の渡辺喜美氏や神奈川県知事の松沢成文氏らが出席し、安倍晋三元首相もビデオレターで参加したという。

 会長は大阪府吹田市議の神谷宗幣(そうへい)氏。元高校教師(英語と社会)で、現在市議1期目の32歳だ。「竜馬プロジェクト」の設立目的について、神谷氏はこう説明する。

「少子高齢化や教育の荒廃など様々な難題がふってかかっている中で、日本は、自民だ民主だといってけんかしている場合でしょうか。坂本竜馬が国益を考え、薩摩と長州が争っている場合ではないと、薩長連合を仲介した発想で、党派に関係なく日本を変えていく政治家集団にしていきたい。

 人口が減る中で移民を受け入れて米国のような社会になるのか、あるいは欧州型がよいのか。いろいろと考えなければなりません。日本という国が経済的にもどう独立を守れるのか考える時期に来ています。20-30年後の日本のあり方を考えるビジョンも打ち出す予定です」

 神谷氏はテレビドラマ「サラリーマン金太郎」でブレークした俳優の高橋克典似のイケメン。

 しかも若くて活動的なことから、先の参議院選挙ではある党から立候補の声がかかったが、断った。「今の国政は目先の政局だけを考え、国家ビジョンよりも党利党略が先に来ている。現状では地方議員の方が国民(現場)に近いところで仕事ができるから」というのが理由だ。

今年6月に行われた龍馬プロジェクトの総会