数人単位の高精度ターゲティングも可能なソーシャルウェブ広告

 ソーシャルウェブのキーワードは「情報の可視化」と「マッチング」だと私は考えています。ツイッターは「140文字の気軽なつぶやき」の名のもとに些細な情報を可視化し、それによって近しい人々をマッチングさせています。

 たとえば「プロボノに興味があるけど、どうやって始めたらいいんだろう」とつぶやけば、「プロボノ」というキーワードをモニタリングしているユーザーが解決策を教えてくれるかも知れません。

 「つぶやき」のモニタリングは、企業においては一般的になりつつあります。例えば米国の航空会社ジェットブルーなどは顧客のつぶやきをモニタリングし、クレームを発見した場合「お困りですか?」と声を掛ける、といった取組みをしています。

 このように、「つぶやき」という情報が可視化されることで、マッチングが生み出されているのです。

 情報の可視化を進めているのはツイッターだけではありません。今回紹介するFacebookもその一つです。

Facebook広告の驚異的な精度

 Facebookは全世界で約5億人のアクティブユーザーを抱える世界最大のSNS(友人関係の構築を主眼に置いたサービス)です。Facebookに登録するためには、実名と生年月日を入力する必要があります。

 他にも、所在地、性別、既婚・未婚の有無、勤務先、学歴、趣味などを入力することが可能です。それらの可視化された情報をベースに、友人関係が構築されていくのです。

 さて、ここからが本題です。こうした個人情報が利用可能な場合、どんな広告を出稿することができるでしょうか。

 右の画像は、Facebookの広告出稿画面です。下記の条件は一例ですが、年齢から所在地、所属コミュニティまで、驚くべき精度でターゲット属性を設定できることがお分かりになると思います。

卒業大学や勤務先まで指定できるのは驚きです。この精度で広告を打つことができるメディアは、他にはないでしょう。膨大な個人情報を持つFacebookだからこそ可能な手法です。少し気味が悪いくらいですね。

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