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『あなたはどんな形で、そしてどういった音楽を毎日聴いていますか?』

 上記の質問に対して、おそらく多くの人は、自分が好きなアーティストの楽曲をダウンロードしてiPodやiPhoneで聴いている、又はYouTubeを通してパソコンで音楽を聴いている、と答えるでしょう。

 しかし同様の質問を米国で聴くと、『Pandora Radio』と答える人がどんどん増えています。2009年始めから急成長し、既に7000万人近くのユーザーベース(米国のみのサービス展開なので、米国在住者の約5人に1人近くが使用)をもつPandoraというサービスはPersonalized Radio Station(あなただけのラジオステーション)というコンセプトから生まれました。

 企業による広告時間を最小化し、自分の好みによってカスタマイズが出来る新しい形のラジオを、Pandoraはそのユニークな音楽推奨エンジンを開発することで実現したのです。

 レコードレーベルとのライセンシングの問題から現時点でサービスは米国のみで使用可能となっていますが、人と音楽との出会い方を変革するPandoraについて今回は簡単にご紹介したいと思います。

 スタートアップ関連のニュースで定評のあるVator News*の7月7日の報道によると、今年のPandoraの収益額は125億円、そして2010年度末にはユーザー数が1億人を超えると予想されています。最近ではGoogleもPandora獲得に動き出しているようです。

Pandora Radio ウェブページより

 ではそこまで注目されるPandoraが持つ魅力とは一体何なのでしょう?

 Pandoraがほかのサービスと決定的に違うのは、ユーザーに『音との偶然の出会い』を提供するこという点です。

 一度でもこのサービスを使うと感じられますが、好きなアーティストを一人、又はお気に入りの曲を一曲入力するだけで、推奨エンジンを経由して自分が今まで知らなかったアーティストや楽曲を発見することが自然と可能になります。

 『次は一体どんな曲が流れるのか?』という心地よい期待感と共に音楽を楽しむ、そんな新しい形のパーソナルラジオを確立したのがPandoraなのです。まずはパソコン上で音楽好きの注目を集め、iPhone、iPadアプリケーションで一気に使用シーンを多様化し、ユーザー数を拡大。常に人気アプリリストに名を並べ、その成長は止まりません。

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