永田町ディープスロート

7.11参院選座談会第2弾「長妻昭、渡辺喜美を直撃!菅政権はどうなる」

長谷川幸洋・高橋洋一・郷原信郎・岩瀬大輔・山崎元

2010年07月16日(金)
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 7月11日、参議院選挙の投開票日の夜。長谷川幸洋(東京新聞論説委員)、高橋洋一(嘉悦大学教授)、郷原信郎(弁護士)、岩瀬大輔(ライフネット生命保険副社長)、山崎元(経済評論家)、5人の論客たちが集まり、開票速報と同時に激論。長妻昭厚労相。渡辺喜美みんなの党代表のホンネにも迫った。

司会:瀬尾傑(現代ビジネス編集長)

第1弾 はこちらをご覧ください。

山崎元(経済評論家)

長谷川 いま菅直人首相が問われているのは、いったい民主党政権とは何か、ということです。

 これは、言葉では「脱・官僚依存」を言ってきた政権です。しかし、できていない。

 では自民党政権ではどうだったかと言うと、小泉政権以前は、政治をやっていたのは官僚でした。政治家が政策目標を持っていても、日程管理も工程管理も内閣主計局がやっていたんです。

 もちろん政治家が政治を取り戻すのは結構なことです。しかし、何分不慣れです。不慣れなので、政治を取り戻したいんだけれど、どんな政治を取り戻したいのかが、民主党政権にはないんですよ。

 本当の意味で、政治家が政治を取り戻すには、まだ2、3年、時間がかかるでしょう。

郷原 官僚からの脱却とは言うけれど、官僚の代わりになるような存在を作れなかったわけですよね。

高橋 自民党政権が官僚依存の政権だったのは確かです。

 鳩山さんは当初、「政権を取った直後に、局長以上の官僚にはいったん辞表を提出していただくという荒技を行わなければならない」と言っていた。自民党政権のときとは違う外務省、防衛省のメンバーで、普天間問題を何とかしようと考えた。ところがそれができずに、普天間の問題もああなった。

 鳩山さんは「お願いすればやってもらえると思った」というけれど、そんなものじゃないです。官僚依存をなくそうと思えばできたし、そうすれば解決したかもしれない問題だったのに、しなかったんです。

岩瀬 なぜですか。あれだけ脱官僚と行っていたのに、なぜできなかたんですか?

高橋 お金か人事でしかものを変えられません。その人事を手放してしまったんだから、うまくいかなかなったんです。

郷原 政治と金の問題も、ボディブローのように効いたんじゃないですか。

山崎 脱税での逮捕も鳩山さんの頭の中にはあったんじゃないでしょうか。

郷原 しかし、あれを脱税で立件するのは相当難しいですよ。だって、個人の金と政治の金は明らかに別に管理していますから。それなのに、騒がれて相続税を払ってしまったから問題になったんです。

長妻大臣にナマ電話インタビュー

瀬尾 いま長妻昭厚生労働大臣と電話がつながりました。山崎さん、どうぞ。

山崎 民主党にとってはあまりめでたくない選挙結果になりつつありますが、敗因は何ですか。

長妻 まだ結論は出ていませんが、与党で50議席を超えるのが難しい状況になってきました。改選議席で第1党になり、参議院で法案を通過させられる体制を作らないとと思って頑張ってきましたが。

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