前回の記事(「Twitterの次に来るサービスは何だろう?」)で次のような問いを投げかけました。
『Twitterの次は一体どんなサービスがユーザーの心を掴むのか?』
現時点でそれに対する答えが一つあるとすれば、それはリアルとデジタルを繋げる位置情報サービスだと私は考えています。日本ではまだまだ馴染みがないかもしれませんが、ユーザーの位置情報を利用したFoursquare等のアプリケーションが米国では2009年初めから盛り上がりを見せています。
では一体何故、位置情報が面白いのか?
具体的な事例を紹介する前に、過去10年間のウェブサービスの歴史を簡単に確認したいと思います。
ご存知のように、1998年にGoogleが登場しました。新しい形の検索エンジンが世界に提供されたことで、人間が入手出来る情報の量とスピードは一気に広がりました。
2004年には、若干19歳のMark Zuckerberg氏がハーバード大学の寮で創ったFacebookというソーシャルネットワーキングサービスが登場。Facebookによって友達の動向が可視化され、人と人とのつながりは大きく変化をし始めました
そして2006年にはマイクロブログサービスであるTwitterが誕生。一人の人間がリアルタイムで繋がれる人・情報量が格段に増え、私たちは旬な情報をいつでもどこでも得ることが可能になったわけです。
こうして時系列でざっくり歴史を追ってみると、情報が自然とオープン化され、人間同士の繋がりがよりゆるく、広いものになってきている流れを理解することが出来ます。
そして時は2010年、ウェブサービスは新たな次元に入ろうとしています。それがFoursquareを代表とする、自分の現実世界での動きをデジタル情報で友人に伝える位置情報サービスなのです。
使い方は至ってシンプル。場所を訪れたユーザーはスマートフォン上でアプリケーションを起動し、『チェック・イン』を行います。そうすると、ユーザーのGPS情報が取得され、その居場所が友人に瞬時に共有される、そんな仕組みになっています。

一体何故自分の居場所を共有するのか? 危なくないのか? これらはもっともなレスポンスだと思います。
確かに現時点でコンセプト自体が若く、ユーザー数も100~200万人と少ない状態です。(Facebookのわずか1/250のユーザー数)。しかし、下記のようなモチベーションが初期ユーザーの心を掴んでいるようです。
1. 自分が訪れた場所を簡単に記録出来る
2. 近くにいるかもしれない友人と出会う手段として使える
3. ただ単純に自分がここにいる! ということを自慢する手段として使える
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