独裁者・菅直人 「霞が関の愛犬」とは情けない官僚たちに「歓待」されている場合ですか

2010年07月05日(月) 週刊現代
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 そして、こうした身内の中でも、菅首相にもっとも批判的な態度を強めているのは、小沢一郎前幹事長を中心としたグループだ。

 民主党には、反小沢・非小沢系議員のリーダー格の集まりである、仙谷官房長官、枝野幸男幹事長、岡田克也外相、前原誠司国交相らを中心とした「七奉行」が存在する。

 これに対し、小沢氏の側近の一人、高嶋良充参院幹事長は、「七人の侍」(細野豪志、松本剛明、樋高剛、三井辨雄、伴野豊、樽床伸二各氏らとされる)の結成を宣言。9月の代表選では菅首相に対抗して、この7人の中から「小沢派の総理候補」を出すのだという。

「首相が消費税10%構想を打ち出した日の夜、この"七人の侍"に加え、小沢氏の秘書的存在の青木愛議員や、鳩山前首相側近の平野博文前官房長官が、東京・赤坂の日本料理店に集まりました。席上では、消費税発言に非難が集中。地元でばら撒くため、『消費税アップ反対』というビラを作り始めた議員もいる」(別の全国紙政治部記者)

 鍵を握る小沢前幹事長は、参院選の公示日となった6月24日は、山梨県入り。同県選出の側近・輿石東氏の応援に駆けつけると同時に、その政治生活上の師匠である、金丸信・元自民党副総裁の墓参りをした。

 金丸氏は'93年に脱税容疑で東京地検特捜部によって逮捕され、その汚名を晴らすことができないまま、'96年にこの世を去った。同じく金銭疑惑で特捜部の追及を受けている小沢氏が、このタイミングで師匠の墓の前に立ったというのは、何を意味するのか。

「菅総理は、参院選の勝敗ラインを現有の54議席にしていますが、小沢氏は『単独過半数だ』とハードルを上げて牽制している。官僚とタッグを組んだ菅さんが勝つか、負ければ後がない小沢氏が復権するのか、参院選はまさに"決戦"です」(前出・中堅代議士)

 真夏の戦いは、目前だ。

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