
GoogleやFacebook、そして最近は日本でも人気が高まりつつあるTwitterやEvernote。こういった人々のライフスタイルをより便利にしてくれるツールを私たちは今となっては『当たり前』のように使用する時代に突入しました。
しかし、2006年にTwitterがサービスをスタートした段階で、いったいどれだけの人がその可能性を予期していたのでしょう?
今日多くの人が『素晴らしい!』と評価するツール。そういったもの程、サービスが作られた初期段階では人に批判されたものが多いという事実は不思議かつ面白いと私は考えています。
なぜなら今や誰もが知る著名サービスも、その誕生当時は狭いオフィスの中から生まれた1つのアイデアだったのです。この連載では、ウェブ業界の最前線で生まれるアイデアの芽を皆様に一早くお届けしたいと思います。
Twitterという奇妙なサービスが米国にて登場したのは2006年。サービス公開当時、大多数のユーザーは『独り言を見知らぬ人と共有することの何が面白いのだ?』と疑ってかかったそうです。
しかし、そういった多くのネガティブな意見に直面しつつも、その創業メンバーの一人であるEvan Williams氏らは、自らが思い描いた未来ビジョンを貫き通しました。その結果、Twitterはサービスの世界観を理解してくれたアーリーユーザーから貰ったフィードバックを最大活用し、RT(リツイート)機能やハッシュタグ機能等を生み出すことに成功。そして今日、Twitterは日本でも国内最大シェアを誇るSNSサイトのMixiをアクティブユーザー数で追い抜くスピードで成長を遂げているのです。Twitterはまさにウェブスタートアップの代表的な成功例と言えるでしょう。
そしてTwitterやFacebookが話題になっているこの瞬間も、舞台裏ではモバイルを軸とした新たなウェブサービスが着実と準備を進めています。
ここで面白いことは、スタートアップには年齢制限など存在せず、世界中から老若男女が参加しているという点です。世界を変える、面白い価値を具現化したい者がスタートアップの世界を創り上げています。
また最近登場した面白いサービス例としては、Get GlueやMiso*という新感覚iPhoneアプリケーションがあります。これらのサービスのテーマは『同時エンターテインメント』。Get Glueを使用すると、あなたが今読んでいる本について、それを以前に読んだことのある、あるいは今読んでいる世界中の他ユーザーと『リアルタイムでチャット』ができ、その場で生の情報交換を行うことができるのです。こういった一見変わったアイデアも、初期段階のTwitterの様に世界ではジワジワと広がってきています。
メインメディアでは良くも悪くも『すでに成功した』サービスを取り上げます。しかし、成功の裏には99%の失敗があることを忘れてはいけません。
この連載では、そういったシビアな現実をあえてチャンスとして捉えます。まだメインメディアのスポットライトが当たっていない成長段階の面白いウェブサービスや、世界をさらに沸かそうとする既存サービスの熱い挑戦をお届けして行きます。
スタートアップとは『挑戦者の物語』。未来が創られ、明日の世界が変わっていくその躍動感をリアルタイムでお伝えしていきたいと思います。
では、どうぞお楽しみ下さい。
*参考URL:http://www.readwriteweb.com/
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