内藤忍の「グルメ設計塾」
2010年06月17日(木) 内藤 忍

君は究極のソウル・フード「ミラカン」を知っているか?

「名古屋グルメ」にちょっとうるさい内藤忍がご案内

upperline

 好評だった前々回の出張版グルメ設計塾【福岡編】に続き、今回の出張編は名古屋である。

 東京と大阪の間にあるにも関わらず、名古屋の食は独自の進化を遂げている。実は、私は少年時代に4年間名古屋に住んでいたことがあり、名古屋グルメにはちょっとうるさい。

 そんな私がおススメしたいのは、名古屋ソウルフードである。

 まず外せないのが「味噌煮込みうどん」と「ひつまぶし」。

 「味噌煮込みうどん」は、総本家山本屋と山本屋本店の2大勢力があるが、私が好きなのは山本屋本店

味噌煮込みうどんは名古屋グルメの横綱

 名古屋駅の地下にあるお店は、時間があれば必ず寄っておみやげまで買っていくくらい大のお気に入りだ。麺はおでんの"ちくわぶ"のような食感で、かなり固い。

 八丁味噌のこってりとしたスープと一緒に食べる独特の味が、慣れると病みつきになる。

 さらに、山本屋本店のこの店舗には、味噌煮込み味の「鳥のすき焼き」がある。とき卵につけて食べる「すき焼き」スタイルの料理で、名古屋にしかない超ディープな味は、八丁味噌好きにはたまらない。

 一方、"うなぎ"をごはんにまぶした「ひつまぶし」は熱田神宮近くのあつた蓬莱軒が有名。

 最近はいつも大行列なので、週末はあまり行くことが無くなったが、風情のある建物で食べる"うなぎ"は格別。熱田神宮が遠いという方には、栄にあるいば昇もよい。

   ∴

 ジャンク系フードも名古屋オリジナルが色々と充実している。今池にある味仙の台湾ラーメン、同じくラーメンのすがきや、カレーうどんの若鯱屋など。

 その中で面白いのが、「あんかけスパゲッティ」の元祖である、スパゲッティハウス ヨコイだ。

スパゲッティハウス ヨコイの「ミラカン」はレトロな昭和の味

 「ミラカン」という定番メニューは、油で炒めた極太のもちもち麺に、ベーコン、ハム、ウインナー、マッシュルーム、ピーマン、オニオンが乗っており、スパイシーなソースが、たっぷりかけられている。

 ちなみに「ミラカン」というのはミラネーゼとカントリーの合成語。メニューも味も昭和にタイムスリップしたかのようだ。

 名古屋のソウルフードといえば、全国区になった「きしめん」、「みそかつ」や「手羽先」もあるが、「ミラカン」のように地元オンリーのローカルな食もまだまだ多い。名古屋のグルメはディープに突き詰めたところに「価値>価格」の究極メニューを見つけることができる。

<グルメの法則 14  
味噌煮込み、ひつまぶしは当たり前! 名古屋に来たなら
誰も知らない「地元オンリー・メニュー」を目指せ


次のページ⇒ こちらの「地元オンリー・メニューのお店」もおすすめです

1
nextpage



underline
アクセスランキング
昨日のランキング
直近1時間のランキング
編集部お薦め記事
最新記事