2011.06.09(Thu) 内藤 忍

「『ストレスの雨』をやりすごすには、他人の傘を借りる柔軟さが大切です」

河合薫さん(健康社会学者)に聞く「食とストレス」 Vol.3

筆者プロフィール&コラム概要

投資家はグルメ?

河合: 内藤さんだからこそ、おたずねしたいことが・・・。投資をやっている人はワインが好きだったり、食生活にお金をかける人が多いような気がしますが、何か関係あると思いますか?

内藤: 投資をやっている人は、コスト意識が高いというか、ムダに高いものは食べません(笑)。

河合: あらら、ちょっとばかりタカビ~な感じですね(笑)。

内藤: 当たり前かもしれませんが、高級感漂う雰囲気のいい店でも、味がまずかったら行きません。同じものなら安くて旨い店に行きますね。

河合: ちょっと安心しました(笑)。

内藤: 5万円の価値のものを、3万円で食べられる店を探してみたり、さらに1万円で食べられる店はあるかなと考えるんです。「価格」と「価値」を比較するクセをつけることは大事なことです。価値よりも高い価格を払う人は、投資で言うと割高なものに投資をしてしまう「愚かな人」なんです。

河合: 私、けっこう愚かな人かもしれない(笑)。洋服でも「これ、そんなに高く見えないけど、結構な値段するんだけど」と自慢するタイプです。バブル世代の悪いところばかり残っているんですよね。

内藤: ははは(笑)。優秀な投資家は3万円の価値のある株を1万円で見つけるとか、そういうのが上手い。

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(ないとう・しのぶ) 株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長。
1986年東京大学経済学部卒業。91年、MITスローン・スクール・オブ・マネジメント卒業(MBA)。住友信託銀行、シュローダー投信投資顧問株式会社、マネックス証券などを経て2005年11月より現職。「日経マネー」などの雑誌での連載コラムや、テレビ、ラジオのコメンテーターとしても活躍。また、早稲田大学オープンカレッジ、丸の内朝大学をはじめとするマネーセミナーや講演活動も行う。主な著書に10万部を超えるベストセラーとなった『内藤忍の資産設計塾』(自由国民社)シリーズのほか、『60歳までに1億円つくる術』(幻冬舎)『初心者は株を買うな!』(日本経済新聞社)、『内藤忍の「好き」を極める仕事術』(講談社)など多数。


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グルメな投資のスペシャリスト・内藤忍が、「食」こそ人生最高のインベストメントと考えお届けする、できる男のグルメの法則。投資効率の高い失敗しない店選びやオーダー方法、ハイリターンの「おもてなし術」、ローリスクで美味しいものを食べるヒントなど、ビジネスシーンやデートに使える小ネタが満載。監修は、築地王こと小関敦之さんです。