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 ディナーに出かけるときは、まずお店に予約をする。多くの人は、思い立ったときにお店の電話番号を探し、その場で予約の電話をしているのだろうが、ちょっと待ってほしい! 

 もしそれなりのお店に予約をして出かける場合、実は多くの人気店ではその予約の電話から、お店はあなたがどんな客なのか観察しているのだ。一言でいえば、あなたが「できる客」なのか、それとも「普通の客」なのかを、である。

都内屈指の予約困難店「かわむら」のステーキ。
(詳細は次ページ)

 何を見られているか? それは、お店の人の立場になって考えてみることだ。お店にできるだけ負担をかけないよう気配りができる客は「できる客」なのだ。できる客だと思われれば、お店もそれなりの対応をしてくれる。

 例えば、予約の電話をかける時間だ。予約の電話は予約の電話は忙しいときを避けるのがマナーである。

 ランチをやっているお店ならランチのピークを越えた14時以降。ディナータイムならお店が閉店に近い時間が先方の手を煩わせないで予約ができる。

 次に大切なのが、予約の時間を何時にするかだ。例えば、ディナーであれば、19時とか20時とかキリのよい時間にするのが普通である。

 しかし、そんなキリの良い時間に予約している客はきっと他にもたくさんいる。お店にとってありがたいのは、お客が集中する19時ではなく18時45分や19時15分に予約して、その時間に遅れずに来てくれる客なのである。大人数の時は特に時間をずらすと喜ばれる。予約時間を丁度の時間から15分刻みでずらしてみる。これは、業界関係者がやっている方法なので飲食関係のプロだと思われるかもしれない。

 また、予約の際には出来るだけリクエストをしておこう。禁煙か喫煙か、窓際か屋内か、テーブルかカウンターか・・・。メニューの説明なども一通り聞いておくと、気の利いた予約担当なら、少しでもよい席にしようとしてくれるはずだ。

 ただし、リクエストをする時はあくまでフレンドリーに。偉そうに予約をしたり、知ったかぶりをしても、先方はお見通しである。知らないことは正直に聞いた方がよい。「できる客」は虚勢を張ったりしないものだ。

 このように、予約の電話1本にしても、やり方によって当日の対応は変わってくる。繁盛している人気店ほど、お客をきちんと見極められるような従業員を揃えているのだ。

 ちなみに、1ヵ月前2ヵ月前の予約が必要な人気店の場合、いつ電話しても予約でいっぱいと断られることがある。本連載の5月20日付け「高級フレンチに、ぶっつけ本番で行っても後悔しない方法」で紹介したカンテサンスのような超人気店だ。

 そんなお店の究極にスマートな予約の方法は、何とか一度お店に行き、来店時に次回の予約もしてしまうこと。これなら、お店に顔も覚えてもらえるし、予約の電話でイライラすることもない。

<グルメの法則 13  
究極にスマートな予約法は、来店時に次回の予約もしてしまうこと。


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