田原総一朗のニッポン大改革

「オープンな世界」と「日本的根回し」をつなぐTwitter

メディアジャーナリスト津田大介インタビュー 最終回

2010年05月28日(金) 田原総一朗
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vol.1 はこちらをご覧ください。

vol.2 はこちらをご覧ください。

田原 今、Twitter一番フォロワーが多いのは堀江(貴文)さんですかね?

津田 鳩山(由起夫首相)さんでしょう。次が、たぶん堀江さんとか勝間さん(勝間和代氏)じゃないですかね。

田原 ホリエモンてのは面白い男だね。津田さんは、ずいぶん堀江さんとあってますか?

津田 僕は番組などでご一緒させていただくぐらいですね。でも、僕の一学年上ですし、インターネットを最初から触っていたという点ですごくシンパシーはありますね。

田原 特に、逮捕されてから良くなったね。

津田 やっぱり、復活されてからメディアに対してちゃんと発言するようになったじゃないですか。その前って、面倒くさがってそういうことしたなかった。それをいまは、すごく意識的にやっていて、ネットとかメディアを使うことによって世論と対峙しようとしていると思います。

 世論を変えて、判決も変えたいという強い意志を感じる。それはすごくいいなと思いますね。

田原 僕は、あんなに鋭い、あんなに人間的な男だと思わなかった、逮捕されるまでは。

津田 無邪気ですよね。

田原 ホリエモンは、「監獄の飯は臭い飯」という。「まずいんじゃないの?」と聞いたら、うまいんだと、拘置所の飯は。

津田 へぇ~、そうなんですか!

田原 佐藤優さんもそう言ってた。なぜかというと、「例えばレストラン行ってもだいたいご飯って『チン!』だ」って言うんだよね。前に炊いたやつをそこで電子レンジで温めるだけ。でも、拘置所は本当に炊きたてだそうです。

 しかも、いっぱい炊くからうまいんだって(笑)。ホリエモンや佐藤優さんが「うまいんですよ~」って自慢するもんだから、一回入ってみたほうがいいんじゃないかと。

津田 ははは(笑)。それに、堀江さんは、上手ですよね。Twitterもやるし、ブログもやるし、有料メルマガもやる。メディアの特性を分かったうえで使い分けてます。あの人はメディアを作るのが好きなんですね。

田原 津田さんは今、Twitterをやってますが、これからどうしようと思ってるんですか?

津田 そうなんですよね。楽しいなとは思いつつもいろんな問題も起きてくる。たとえば公職選挙法がどうなるのかというのも含めて。

田原 Twitterはダメになっちゃったんじゃないの?

津田 まだどうなるか分からないです。今回、議論されたのは政治家本人がやる場合だけです。一番重要なのは、何か書いたら反応があるというように、Twitterを見ることによって、誰に投票しようかと考えるということじゃないですか。それを選挙の公示期間の2週間の間に考えることが大切なんです。

 去年の衆議院の時だって、みんなTwitterではそういう話はしていた。「2ちゃんねる。」やブログでも皆書いていました。すでにやっている。

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