日本からしか生まれ得ないウェブサービスもある
「日本発」の可能性

日本のプロダクトを世界に販売できるFlutterScape

 先日、全世界で600万人以上が利用しているデータ保管サービスEvernoteのCEO、フィル・リービン氏が日本の今後についてポジティブな意見を述べたことがウェブ業界で話題になりました(参考:シリコンバレーで最もイケてる起業家 エバーノートCEOが日本をベタ褒め 「中国・インドより日本だ! 東京はベンチャーの宝庫になる」ダイヤモンド・オンライン)。

 フィル・リービン氏は、日本の人口密度、テクノロジーの普及度合い、独自の文化の存在などを指摘し、日本発スタートアップについて希望的な観測を述べています。彼の言葉は、日本から挑戦するプレーヤーを奮起させる大変力強いものです。

 「ガラパゴス」と評されることも多い日本ですが、本当に日本発で世界に挑戦できるウェブサービスは生まれてくるのでしょうか? 私はこの点についてフィル・リービン氏と同様、ポジティブな未来を感じています。「日本発」のプロダクトが世界を驚かせることは、十分に考えられます。

 今回の記事では、日本発で世界に挑戦する、独自性のあるサービスを2つご紹介したいと思います。

日本のプロダクトを世界に!「FlutterScape」

 日本では当たり前の製品が、外国に住む方からすると意外なほど魅力的であることがあります。例えばウォシュレット、マンガなどはその代表格でしょう。

 そうした日本の優れたプロダクトを世界に販売することができるマーケットプレイスが「FlutterScape(フラッタースケープ)」です。登録さえすれば誰もが出品することができ、落札後の海外への発送も事務局が代行してくれる、という形式を取っています。

 特に人気があるのはアニメ、マンガ系の製品であり、漫画「ワンピース」を題材にしたiPhoneケースとなりのトトロのタオルセットなどが出品/落札されています。皆さんのご自宅に外国の方が魅力を感じてくれそうな商品があれば、ぜひ出品してみてください。

「Snapeee」HP

 日本の優れたプロダクトを世界に販売する、という側面を持つフラッタースケープは、まさに日本でしか生まれ得ないサービスと言えるでしょう。現在フェイスブックページでは23万人がファン登録しており、世界中で高い人気を獲得しています。

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