政治政策 社会保障・雇用・労働 経済・財政

年収が高い人、のほうが年金問題には注意が必要だった

いまから、備えておくべきだ
加谷 珪一 プロフィール

まずは「ねんきんネット」で自分の年金を確認

今の時点で、自分がいくら年金をもらうことができるのか、詳しく知りたいという場合には「ねんきんネット」にアクセスすればよい。ねんきんネットは自分の基礎年金番号があればサイトにユーザー登録できる(定期的に受け取っている「ねんきん定期便」に記載されているアクセスコードを使えば登録時に住所などの入力を省くことが可能)。

日本年金機構のHPより

サイトにアクセスして「年金見込額試算」のページに行くと、いくつかのパターンで年金額の試算ができる。最も簡単なのは今の状況が継続したと仮定した場合の試算である。「かんたん試算」というボタンをクリックすると、概算の年金額を見ることができる。

 

今後の予定について質問に答える形で入力してより詳しく算定したり、必要項目を自身で入力した上で算定するページもある。

これに加えて必ずチェックしておく必要があるのは「年金記録の一覧表示」である。

ここでは20歳から現在まで、どこに勤務し、いくらの保険料を払ったのかについて一覧表示できる。もし空白期間が存在する場合には、年金が減額される可能性があるので確認しておいた方がよい。

思っていたより年金額が少なかったというケースの大半は、何らかの理由で未加入や未納の期間が生じたことが原因である。未納については後納が可能だが、2年という制限があるので、それ以前については諦めるしかない。ちなみに、今年の9月30日までなら、申請することで5年遡って後納できるので、該当する人は急いで検討した方がよいだろう。