7月12日 日本中央子午線が制定される(1886年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

この日、東経135度を「日本中央子午線」と定めた、勅令第51号「本初子午線経度計算方及標準時ノ件」が発布されました。

この2年前にワシントンで開催された万国会議において、ロンドン郊外のグリニッジ天文台を通る子午線が「本初子午線(=経度0度)」に選ばれ、それにあわせて日本の標準時の基準となる子午線が決定されることになったのです。

ところでみなさんは、2001年に計量法が改正され、日本の緯度経度の基準が変更されていたのはご存知でしたか? 

これは、GPSなどの技術が発達し地球の形が正確に計測できるようになり、全世界で矛盾なく緯度経度を決定する方法が使われるようになったためです。この変更により、日本では同じ経度と緯度の地点が従来の場所よりも南東に約400メートル移動することになったそうです。

【写真】グリニッジ天文台旧本館に記されたグリニッジ子午線グリニッジ天文台旧本館に記されたグリニッジ子午線。現在の本初子午線は東へ約102.5mの位置にある photo by gettyimages