学校・教育

「自力でハーバード合格する子」小1からのTO DOリストを公開!

首席で卒業「天才すぎる24歳」の秘密

大分の公立高校から、塾通いも海外留学経験もないままにハーバード大学に現役合格。論文で最高賞を受賞して卒業後、ジュリアード音楽院の修士課程に進み、この5月にはこちらも最優秀賞を得て卒業―—。

さらに、現在はバイオリニストとして活動しながら、東京大学医科学研究所のプロジェクトメンバーとしての活動実績もあるなど、信じられないような経歴を持つのが、廣津留真理さんの一人娘、すみれさん。

ハーバード卒業式にて、すみれさん(写真左)と寮長の教授と。すみれさんのブログ「ハーバードからの手紙」より

100%自学で、なぜ世界基準の英語力を身につけ、ハーバードに合格し、さらにハーバードで首席卒業という素晴らしい結果を出すことができたのか? 

その鍵を握るのが、母である廣津留真理さんが独自に編み出した家庭学習メソッドだ。

廣津留さんは現在、すみれさんとの家庭教育の経験をベースに確立したムダなし英語学習法「ひろつるメソッド」を用いた英語教室を主宰し、一般向けセミナーも合わせて受講者数は4500人を超える。また、ハーバード生を講師として呼び、大分で開催しているサマースクール「Summer in JAPAN」には、毎年、国内からだけでなく、世界10数ヵ国から小中高校生が参加している。

その廣津留さんが、すみれさんがハーバードに合格するために欠かせなかった習慣としてあげるのが、小さい頃からの「TO DO リスト」作りだ。すみれさんはなんと小学1年生から自ら「TO DOリスト」を作っていたという。

廣津留さんに、学校ではけっして教えてくれない、「自らのタスク管理をする習慣作り」について、語ってもらう。

 

ハーバード生は締め切り当日に課題を仕上げる

私が地元・大分で開催して6年目を迎えるサマースクール「Summer in JAPAN(SIJ)」には、毎年100名ものハーバード生が「SIJ講師になりたい」と応募してきます。合格倍率は約10倍。採用にあたっての筆記試験作成も2次試験の面接も私自身が行っています。

ハーバード生を観察していて思うのは、とにかくみんな時間管理が上手だということ。彼らはまず、与えられた課題は締め切り当日に取り組みます。それは、締め切りギリギリでも仕上げられる、という自信があるから。子どもの頃から、多くのタスクに同時並行して取り組みながら培ってきたスキルがあるのです。

ハーバードに入学するような学生は、小さいときから5教科以外に音楽やスポーツなどの分野で自分の得意を伸ばし、ボランティアやインターンシップといった課外活動を積極的に行っています。やるべきタスクは膨大ですから、時間管理が上手な人=ハーバード生なのです。

娘のハーバード時代を振り返ってみても、ラップトップには30秒ごとに重要なメールが次から次へと来ているような状況でした。論文提出、コンペティション、オーディションなどの締め切りが毎日のようにありましたが、TO DOリストで時間を管理するクセがついていたからこそ、学業も課外活動もこなせたのでしょう。

私は家庭教育でこそ、初期の段階からTO DOリスト作りを導入し、小さいうちから時間管理の習慣をつけさせることをおすすめします。自らのタスク管理をする方法は、学校や塾では教えてくれないのです。

ハーバードの仲間たちとすみれさん(写真中央)。一度に多くのタスクを進める技術は、TO DOリストで身につけたという 写真提供/廣津留真理
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