6月12日 世界初の輸血(1667年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

フランスの医師ドニが、この日15歳の少年に12オンス(約400cc)のヒツジの血を輸血しました。この輸血によって青年が顕著な回復をみせたことから、ドニは他の患者にもヒツジからの輸血を行うようになりました。

しかし、患者の一人が死亡したことで、裁判に巻き込まれることになり、結果としてヒツジからの輸血は禁止されることになったのです。

現代の輸血の技術が本格的に確立されるのは、血液型や抗凝固剤などが発見される20世紀になってからのことでした。

【写真】輸血バッグ血液バッグ。現在ではほとんどが献血による保存血での輸血となった photo by gettyimages