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人気クイズ番組『東大王』の4人に、これからの人生を聞いてみた

人生に答えはあるのか
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今後もクイズは続ける

『東大王』の収録は2週間に1回あり、6~7時間以上かかる。事前に対策を練る時間も必要だろう。多忙な医学部生には負担なのでは?

「クイズはあくまで趣味で、勉強はちゃんとやっており、だれかに文句を言われる筋合いはないのかなと思っています。

収録も決まって日曜なので、実習に被ることもありません。テレビはあくまで学業に差しさわりがない程度に出演していて、平日にオファーが来ても基本的に受けることはありません。

出演前にある程度、対策はしています。ただ、クイズのために毎日何時間かけると決めているわけではなく、普段の生活の中で、本を読んだり、調べものをするなかで、クイズに参考になる部分の勉強が深まっていくというイメージですね」

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――医学部で忙しいのに、クイズ番組に出ることを家族は心配していない?

「親は直接的な感想は言いませんが、『今回は負けちゃったね』とか、気にはしてくれている様子です。離れて住んでいる祖母に会えるのが盆と正月くらいなので、TVを通して元気な姿を伝えられるのはありがたいと思っています。

勉強をやりつつ、部活に出たり、塾講師などのバイトもしています。『東大王』のギャラは口座に入れっぱなしになっていて、生活費としては、家賃含め、親のスネをかじっています」

 

――クイズに答えられることは「知性」とは違う?

「クイズは、知識をコマにしたゲームというイメージを持っています。必ずしも、賢い人が勝つ必要はないと思いますし、ゲームとして楽しめればいいのかなと思います。

知性はもちろん必要ですが、そこはクイズの本質ではないと思います。知識に偏重しつつも、勝負勘や瞬発力を求められますし、頭脳を用いた総合的なスポーツという理解が一番しっくりくるのではないでしょうか。

今後もクイズ番組は、可能な範囲で出場していくというスタンスです。もちろん学業を優先してはいますが、いまのところは、2週間に1日の時間を作るくらいはできるので、出演できているという感じです。

将来的には医療の道に進むと思いますが、臨床医になるのか、研究者になるのか、まだ決めかねています。いまは医学部5年生なので、これからですね」

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