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国際・外交 週刊現代 アメリカ 北朝鮮

韓国政府が是が非でも進める「ノーベル平和賞トリプル受賞」計画

英ブックメーカーは早くも大本命と予想

選挙のために賞が欲しい大統領

「ノーベル、ノーベル!」

アメリカ時間の4月28日、トランプ大統領がミシガン州の演説会場に登壇すると、会場はいつもの「トランプ・コール」ではなく、「ノーベル・コール」に沸いた。来る金正恩委員長との初めての米朝首脳会談を成功させて、今年のノーベル平和賞を受賞してもらおうというのだ。

当のトランプ大統領は、「それは素晴らしい、ありがとう」と満面の笑みを浮かべたのだった。

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在京のアメリカ大使館関係者が解説する。

「トランプ大統領の頭の中は、11月6日に行われる中間選挙のことで一杯です。当初は『悪の北朝鮮』に空爆し、強いアメリカを示すことで選挙に勝利しようとしていましたが、多くのアメリカ国民は、もはや外国との戦争なんか望んでいない。

そんな中、韓国政府高官から、『ノーベル平和賞の発表は、中間選挙のちょうど1ヵ月前ですよ』と囁かれ、すっかりその気になってしまったのです」

 

ノーベル平和賞と言えば、貧困層の救済に生涯を捧げたマザー・テレサ、冷戦を終結させたゴルバチョフ・ロシア大統領、黒人解放の象徴だったマンデラ南ア大統領など、過去には錚々たる政治家や活動家らが受賞している。

そんな高貴な賞を、シリアを爆撃したり、メキシコとの国境の壁を築くと公言したりしているトランプ大統領にも与えてしまうのか?

実は現在、ノーベル平和賞を事実上選定するノルウェー政府に猛アタックをかけているのが、韓国政府だという。在ソウル・ジャーナリストの金敬哲氏が明かす。

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