親しい仲間とのホムパは楽しいが、信用を失いかねない場所でもある 写真提供/折原みと
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人間力が明らかに…!実は怖い「ホムパ」を攻略するための5カ条

「ホムパマスター」の漫画家が指南

『飲食店経営に手を出して、ズバリ「地獄にハマった」漫画家の話』などで知られる、漫画家で小説家の折原みとさんは、主催も含め年間50回はホームパーティに参加している「ホムパマスター」。ホムパでいろんな人を見てきた経験から、「実は怖いホムパ」を味方にするアイデアを教えてくれた。

 

ホムパで評価が駄々下がり?

友人や知人を自宅に招いて催すホームパーティ、通称「ホムパ」が日本でも盛んに行われるようになったのは、ここ10数年ほどのことだろうか? 
 
ホムパの利点は、何と言ってもコストパフォーマンスの良さ。レストランの何分の1かの予算で飲食を楽しむことができる。お店と違って時間を気にせずゆっくり飲めるし、大声で話したり笑ったり。インスタの写真を撮りまくっても、周りに遠慮せずにすむ。
 
気心の知れた友人同士で盛り上がるホムパは最高だ。だが、メンバーが仕事関係者だったら? ホスト宅が上司の家だったら? 子供のママ友同士の集まりだったら……? 無邪気に楽しんでばかりはいられない。実は、ホムパには暗黙のルールやマナーがあり、それを破ると、周囲からの評価が駄々下がりしてしまう恐れもあるからだ。
 
「何を大ゲサな」と思われるだろうか?
 
いやいや、ホムパを侮ることなかれ。たかがホムパ、されどホムパ! ホムパは大人の社交場。その場の振る舞い如何で、頭の良し悪しやセンス、人柄まで判断されてしまうかもしれないから怖いのだ。しかしその反面、個人宅というプライベート空間で催されるパーティでは、人と人とが親密になりやすい。

ホムパで良い時間を共有できれば、その後の人間関係に、大きなプラスになることは間違いない。私自身も、デビュー前は雲の上の存在だった大先輩の漫画家さんたちと、ホムパがきっかけで親しいお付き合いをさせていただいている。

大先輩や友人の漫画家さん達とのホムパ。同業者とのホムパは情報交換の場にもなる 写真提供/折原みと

年間50回以上参加してわかったこと

 私の住んでいる神奈川県の湘南エリアは、ホムパ文化の発達している地域だと思う。海の側で、ゆったりのんびり生活を楽しんでいる人たちが多いせいだろうか? 何かというとどこかの家に寄り集まってバーベキューやホムパが始まる。

東京から湘南に移り住んで20年、私もすっかり湘南のホムパ文化に染まってしまった。もともと料理も接客も好きなので、家に人を招くことが多い。3~4人の少人数から最大50人規模のパーティまで、月に平均3~4回はホムパを開いている。友人知人の御宅に招かれることもあるから、年間50回はホムパに参加しているのではないだろうか。

そんな私が、20年のホムパ経験で気付いたことはたくさんある。ホムパで失敗しないためには、楽しい時間とよりよい人間関係を作るためには、どんな心得が必要なのだろうか。