5月16日 女性初のエベレスト登頂(1975年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

この日、エベレスト日本女子登山隊の副隊長・田部井淳子さんが、シェルパのアンツェリンとともに女性初のエベレスト登頂に成功しました。

エベレストの標高は8848メートル、頂上での気圧は地上の約3分の1しかありません。標高が高い場所では酸素が薄くなり運動が困難になる、とよく言われますが、これは酸素の分圧がある値以下になるとヘモグロビンと結合しにくくなるためで、その境界は標高3200メートルくらいだそうです。

標高が高くなるにつれて徐々に酸素が薄くなっていくのではなく、ある標高を超えると急に酸素が足りなくなるというは驚きですよね。ちなみに、8000メートルを超えると地上の30パーセント程度の酸素しか使うことができなくなり、平常時にかなり体力のある人でも、要介護の高齢者なみの体力になってしまうそうです。

田部井 淳子さんとシェルパのアパ・アンツェリンさん photo by gettyimages