とぎもちさん激辛大食い画像(写真:著者提供)
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韓国で「日本人大食い主婦ユーチューバー」が大ブレイクした理由

激辛ラーメンも難なく完食、しかも美人

理想のタイプはさかなクン

マジョリティを社会の大きい丸だと捉えると、その中でポツポツと点で浮いてくるのがマイノリティです。この点は、黒点もあれば白点もあります。

黒点は、欧米人とのハーフだったり、手足が無かったり、ドラァグクイーンだったりするので、外見からすぐ分かり、目立ちます。白点は、アジア人とのハーフだったり、内部障がい者だったり、ゲイだったりするので、一見分からず、目立ちません。

ちなみに私は左利きで重症筋無力症でパンセクシュアル(全性愛)ですが、左利きだと言うと「かっこいい、羨ましい」とあまり理論的でない褒め言葉をもらいますが、難病だと分かると「大変だね、凄いね」と全然面白くない褒め言葉をもらいます。

一番嫌なのはパンセクシュアル(全性愛)と言ったときです。これを言うと人は色々とあらぬ想像をするのですが、ちょっと違います。私の理想のタイプは、さかなクンです。ああいう風に個性が性別を凌駕した人が好きなのです。パンセクシュアルと言ったときにはレズビアン的な想像ではなく、さかなクン的な想像をしてもらいたいのですが、そんなマイノリティ的な気持ちは、うまく伝わりません。

このような性質のせいか、マイノリティと妙な縁がありまして、彼らはよく私のところに転がり込んで来ます。菜食の大富豪、イスラム教徒のレズビアン、米国のポルノ俳優、人見知りの覆面作家、等々です。そして彼らが問題を抱えているときは一緒に解決を手伝いますし、我儘だったりメンヘラだったりするときは、面倒くさいので無視したりします。

マイノリティであることに苦しむ人もいれば、強みにして生きている人もいます。私のところに転がり込むのはわりと困っている人が多いです。個性の塊であるインフルエンサーは、自分のSNSやチャンネルを使ってビジネスをしたいと考えます。そして企業も、彼らと組んで自社商品の広告展開することを目論見ます。

 

一見うまいこと需要と供給がマッチしそうですが、デコボコデでうまく嵌りません。そのふたつのデコボコに挟まれて、すべてがうまいこと行くようになんとか調整していくのが、私のような人間の役目です。

例えばこういうことがありました。

とあるアメリカ育ちの韓国人のインフルエンサーが、観光施設に仕事で来ているということで会いに行きました。彼女はインスタグラムを中心に活躍し、韓国と米国に多くのフォロワーを抱えています。ずばりお洒落。がっつり出来上がっている世界感の持ち主です。

待ち合わせ場所のカフェに行くと、背広姿の男性2名の肩越しにピンク色の髪の彼女がいました。打ち合わせ中のようですが、なんかあまり空気が良くない感じです。話を聞いてみると、企業側の要望と彼女の許容範囲がマッチしないとこのことでした。企業は、3ヵ所の場所を宣伝して欲しいと言います。宣伝すべき場所の資料は、前以て彼女に送ってあります。

が、実際に来てみると、3ヵ所のうちの一か所が、実物と写真のイメージがだいぶ違ったのです。企業はそれでも宣伝して欲しいのですが、彼女は写真と違うので無理だと言います。そのとき私は調整役でなかったので、他人事として様子を見ていましたが、どちらが悪いというか、両方悪くて両方正しいのだと思いました。