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小泉進次郎、37歳にもなって「貯金ゼロ」ってホント…?

夜は居酒屋で割り勘が基本
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時計は日本のメーカー製

分け隔てない気遣いの姿勢は、冒頭の副幹事長会議でも見られた。

「昨日、自民党に新入職員が入ってきたということなので、次回、この場で皆さんに紹介したほうがいいと思うんですが」

こう進次郎が提案したところ、先輩の武田良太や幹部職員らが「14人も入ってこられると、多いし……」と消極的な反応を示した。だが、進次郎は毅然と主張した。

「部会などでも、その人が誰だか認識されないまま会議が終わってしまうことがある。職員は仲間。挨拶はお願いしたい」

有無を言わせぬ剣幕に、司会を務めた萩生田も「では……挨拶してもらいましょう」と言わざるを得なかった。

 

進次郎の処世術は、自分のポジションや世代の範囲のなかで、ベストを尽くすことにある。

「1回生のときは1回生のトップを目指し、2回生になれば2回生のトップを目指す。

すると先輩議員は彼には嫉妬しない。多少生意気な発言をしても潰されないのは、『進次郎の言っていることは正論だし、矩は越えていない』と周囲に認めさせているんです」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)

そう、矩は越えないのだ。さすがに身なりには気を遣わざるを得ないが、それでも腕時計は市価20万円弱のセイコー製、靴は4万円程度のもの。贅沢な生活をしているわけでもない。赤坂の議員宿舎の月額賃料は10万円強。

ときおり宿泊する東京プリンスホテルやニュー・オータニでも、通常のシングルルームを利用する。

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しかし――収入のほうは、実は十分にある。

進次郎の議員歳費は年間1942万円。これに、使途明示不要の文書通信費が年間1200万円。

進次郎が持つ3つの政治資金管理団体の'16年分収支報告書を確認すると、1年間の収入総額は、8522万円(団体間のカネの動きを除く)。歳費・文書通信費と合わせ、1億円を超える「年収」を得ていると言ってもよい。

収入のうち、大きな割合を占めるのが、「モーニングセミナー」という政治資金パーティ。年7回で4469万円の収入だ。

「大人気ですから、政界以外からも膨大な出席者が集まり、羨ましい限りですよ。事務所の経費なんて、すぐに賄えます」(別の自民党代議士)

実際、年間8522万円の政治団体の収入から、横須賀の事務所賃料(合計月額約38万円)や秘書人件費、車のリース代などが支払われている。

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