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「予測不可能な日米首脳会談」早く日本が接触すべきはこの男だ

命綱を握る存在、といってもいい

「最重要かつ予測不能」の首脳会談

4月17~20日、安倍晋三首相は訪米する。政府専用機でフロリダ州パームビーチの大統領別荘「マーラ・ラゴ」に直行し、同地でドナルド・トランプ大統領と会談する。

安倍首相にとって今回の日米首脳会談は、2012年12月の第2次安倍内閣発足後、バラク・オバマ大統領を含めて15回目である(トランプ大統領とは6回目)。

外務省幹部の言葉を借りると、今回の安倍・トランプ会談は「これまでの日米首脳会談の中で最重要であり、かつ会談がどのような展開になるのか全く予測できない」というのだ。

 

言うまでもなく、「予測できない」とは、彼の人トランプ大統領自身の言動が予測不能であるいうことである。と同時に、現在のトランプ政権はホワイトハウス幹部を含めて主要閣僚の出入りが激しい中で、とりわけ外交・安保政策の責任者不在がその予測をさらに難しくしているのだ。

レックス・ティラーソン国務長官更迭に続き、3月22日、ヒューバート・マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)も解任された。

次期国務長官に指名されたマイク・ポンペオ米中央情報局(CIA)前長官の米議会の人事承認が得られるのは5月上旬頃とされ、それまではジョン・サリバン国務副長官が長官代行を務めている。

一方、大統領補佐官(国家安全保障担当)に指名されたジョン・ボルトン元国務次官(軍縮・国際安全保障担当)は議会承認が必要ないので、安倍首相が訪米する直前の4月9日にホワイトハウス入りする。

[写真]ジョン・ボルトン大統領補佐官(Photo by GettyImages)ジョン・ボルトン大統領補佐官(Photo by GettyImages)

そうであっても、日本の首相が米国の大統領と会談する直前に、米側外交政策の責任者・国務長官と安全保障政策の責任者・大統領補佐官(国家安全保障担当)が不在であること自体が「異常事態」なのだ。

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