ソーシャルコマースを理解する3つのポイント
ソーシャルウェブが変えるショッピング体験

「アラタナ」HP

 ツイッターやフェイスブックの要素を採り込んだオンラインショッピングの形態である「ソーシャルコマース」がウェブ業界を賑わせています。先日行われた「ウェブ&モバイルマーケティングEXPO」では「ソーシャルコマース」ブースが開設され、フェイスブック上のショッピングカートシステム「Social Gateway」のアラタナや、決済の仕組みを支えるGMOペイメントゲートウェイなどの企業が出展し大きな賑わいを見せていました。

 そんな「ソーシャルコマース」という言葉ですが、実は明確な定義が存在するわけではありません。今回の記事では「ソーシャルコマース」という言葉を理解するためのポイントを3つにまとめました。

1.コミュニケーションを通した購買行動の発生

 ソーシャルウェブの特徴の一つは「コミュニケーション」にあります。ツイッターやフェイスブックの登場で、人々は日常的なコミュニケーションの多くの部分を、オンラインの世界で行うようになりました。ツイッター上で私たちは、大変日常的で些細な情報(今何食べている、今どこにいる、など)をオンラインに公開し、会話を楽しんでいます。

 膨大に発生する会話の中には、購買行動を引き起こす力を持つものもあります。難しい話ではなく、例えば同僚が「iPad2買っちゃったよ~」と見せびらかせてきた時、私たちは思わずiPad2が欲しくなってしまうわけです。

 こうした「会話の発生による購買意思の誘起」を狙うことが、ソーシャルコマースの一つのアプローチです。グローバルのプレーヤーとしては、クレジットカードの決済情報を共有するSwipely、国内では商品について「いいね!」やコメントを残すことができるShopalなどが挙げられるでしょう。これらのサービスは、商品についてのコミュニケーションを通して、ユーザーの購買意思を刺激する力があります。

この続きは、プレミアム会員になるとご覧いただけます。
現代ビジネスプレミアム会員になれば、
過去の記事がすべて読み放題!
無料1ヶ月お試しキャンペーン実施中
すでに会員の方はこちら