不正・事件・犯罪 週刊現代

警視庁23歳の美人巡査がヤクザに惚れてすべてを失うまで

新宿署の「ともちん」と呼ばれて
週刊現代 プロフィール

別件でバレた

「やはり自分は利用されていただけなのか」T子の気持ちは急激に冷めてゆき、まもなく交際を解消することとなった。

Photo by iStock

新宿署の「ともちん」にとっては高い授業料となったが、本来ならばこれですべては闇の中、終わる話のはずだった。しかし、想定外の出来事が起こった。

「男の弟が別件で逮捕され、取り調べで、『俺のアニキはヤクザで、そのオンナは刑事だぞ』と言い出したのです」(捜査関係者)

そこで新宿署はT子について張り込みも含めた捜査を開始した。

さらにこの捜査の過程で新たな事実が発覚することとなる。

 

「内偵捜査が入り、行動確認していたところ、その最中に現職の警視庁の警察官と一緒にホテルに入るところを目撃されています。しかも、その現職警察官は妻子持ちなので、いわゆる不倫です」(前出・捜査関係者)

職務規定違反を犯すほど男に入れあげたのに、結局、利用されただけだったT子。

ポッカリと空いた心の穴を、他の男性と付き合うことで埋めようとしたのかもしれない。

その後、警視庁が事情聴取したところ、T子はすべてを認め、秘密漏洩が発覚した。

現在、T子は実家に引きこもっている。暗い部屋の中、何を考えているのだろうか。もう、父のような立派な警察官になるという夢が叶うことはない。

「週刊現代」2018年4月7日号より